東京の高校でチバってます

東京の高校でチバってます

2016-12-15

大平 山人(おおひら やまと 宮古と内地を行き来する野球好きの料理自慢)
県外でもチバリヨー! 大平 山人(おおひら やまと 宮古と内地を行き来する野球好きの料理自慢) 第54回 東京の高校でチバってます

主砲清宮がおり、全国的に注目を集めてい早稲田実業。「え、内地の高校やしぇ。わった~には関係無いってよ。」と思っているあなた。

2016年秋の段階では、未だエースでは無いのですが、大所帯の中で、1年生でありながら、ベンチ入りし、明治神宮大会でも当番した投手、おれが赤嶺です。上山中学で、義務教育は沖縄で過ごし、高校進学は、内地の超強豪有名校である早稲田実業に進学しました。その名の通り、私立の名門である早稲田大学の附属高校であり、進学校としても有名です。

ですから、単に野球が上手いだけでは入学が叶わない高校であることは、容易に想像できます。文武両道、いや、ひょっとしたら、文の方に重きを置いているかも知れません。入学するだけでも大変な難関を突破たと言えるのに、更に、野球部で数多の上級生を押し退けてベンチ入りするその実力は、これから3年間、沖縄の高校の前に立ちはだかる壁んある可能性特大です。

高校1年で、既に180cmの身長を誇る赤嶺。筋肉と骨格の成長に大きな差がある場合、成長痛で苦しむに~せ~た~(若者)もいますが、2016年秋の投球を観る限り、そのような気配は感じませんでした。

赤嶺の売り、何と言ってもその生きの良い直球と思います。長くしなやかな、さながら鞭のような腕から放たれる直球は、微妙な制球はこれから磨くとしても、その滑らかな球の回転と相まって、球速以上の速さを感じます。

恐らく、相手打者には、「キレ」や「伸び」として感じることと思います。とは言え、未だ1年生。球の勢いだけでは通用しない相手が沢山いることも経験したと思います。

制球、駆け引き、決め球と、課題は沢山かるかと思いますが、果たしてこれから、どのような指導を受け、どのような投手に成長するのか、色々と、あ~でも無いこ~でも無いと、勝手に想像するのが、とっても楽しみです。

願わくば、大きな怪我はしないようにして欲しいと思います。壁にブチ当たったり、不調が続いたりすることもあるでしょう。

しかし、それは将来の、野球を例え離れたとしても、糧になること。ただ、高校生と言う、若く、無理の効く状況ですと、怪我をしても充分な治療をせずに、より悪化させてしまうこともあります。治療よりも予防が大事なのは、早稲田実業の指導者の皆さんには釈迦に説法と思いますので、沖縄の若人が、内地でちばって行くように、わった~は常に注目して、時には応援し、時には沖縄勢に立ちはだかる存在にわじわじ~しながら見守って行きたいと思います。

チバリヨ~、大哉!

赤嶺 大哉(あかみね だいや)2000年生まれ 上山中学→早稲田実業

 

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