4年の時を越えて
4年の時を越えて
2015-03-14
2009年の秋季九州大会を征し、嘉手納を甲子園初出場に導いた原動力が、池原-真謝のバッテリーでした。その後、この2名は別々の進路を選び、それぞれの進路先でも野球を続け、特に池原は名門国士館のリリーフエースの座を4年かかってその手中に納めました。そして、池原の進路に注目していましたが、卒業後は、東広島市に本拠地を置く、伯和ビクトリーズに入団が決まりました。都市対抗の常連の、上等チームです。背番号は11。沖縄勢の相手チームになるのですが、都市対抗の楽しみが益々増えました。
と、ここまででも嬉しいことなのですが、伯和ビクトリーズには、池原を待っていた人間がいたのです。それは、真謝。1足先に伯和ビクトリーズに入団した真謝は、2014年後半は、出場機会に恵まれませんでしたが、前半は新人ながら公式戦に出場し、高いレベルの野球を経験したと思います。池原が入団したことによって、より一層気合が入ると思いますので、出場機会を増やして実績を作り、現在の正捕手である上原を脅かす存在となり、切磋琢磨して欲しい思います。池原は、大学生活の4年間で、更に実力が向上し、真謝の知っている高校時代の池原では無いと思いますが、そこは気心が知れた2名。すぐにお互いを更に輝かすことのできる、黄金バッテリーが復活するハズ。
池原に起用場所については不明ですが、伯和ビクトリーズには2014年、中元,藤原,椙山の3本柱がいました。中元がヤクルトにドラフト指名されたので、ここに池原が食い込み、先発として活躍することも充分に考えられます。勿論、大学時代の実績を買われ、抑えのエースとして君臨することも考えられます。どちらでも行けるのが池原の強み。とっても楽しみです。
真謝が1足先に広島に運んだ沖縄の風。きっと池原がその風を増幅させ、強くそして優しい風をチーム内に行き渡らせてくれると思います。筆者は中々広島近辺に行く機会は無いですし、多くのうちな~んちゅも同じだと思います。しかし、この県外でちばっている2名を是非応援したいし、して欲しい。何かの都合で広島近辺に行く際や、都市対抗等で東京大阪等に来る機会があれば、筆者は必ず駆けつけるハズ。
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