瓜を食べましょう。

瓜を食べましょう。

2016-09-15

 暑い日々が続いていますね。え、沖縄が暑い、そんなの当たり前やしぇ。そうですよね。当たり前ですよね。でも、そんな暑い中でも、練習しないと野球は上達しません。ですから、少しでもその暑さを柔らげる工夫をしてから、練習に、試合に挑むことが重要です。

 一般的に言われるのが、水分補給ですよね。確かに、水分補給は重要です。汗で失われた水分を補給しないと、血行が悪くなり、健康にも影響が出ます。して、この水分補給ですが、最近はスポーツ飲料の摂取が主流ですよね。汗で失われた水分に加え、同時に失われる様々な物質も補給し、エネルギー源となる糖分も摂取できる。はっさ、上等さ~。

 やしが、スポーツ飲料を飲んで、涼しくなりますか?まぁ、冷えていれば、飲んだ瞬間は、口から胃にかけてがヒンヤリしますが、すぐにそんな感覚はどこかに行ってしまいますよね。

 水分が補給でき、涼しさを持続させることのできる物。そんな都合の良い物が、果たしてあるのかね~?

 あ・り・ま・す!

 それが瓜です。瓜類は、暑い土地に多く自生しており、その実はどれも水分が豊富です。そして、瓜は食べることによって、消炎作用があるため、体を内部から冷やしてくれます。

つまり、一過性の涼しさで無く、涼しさが持続すると言う訳です。沖縄にも、様々な瓜がありますよね。メロンやスイカも、瓜の仲間です。勿論、ゴーヤーも。上等メロンはさて置き、値段も手頃な植物が瓜です。

 そんな瓜の中で、筆者が野球の練習や試合中に勧めるのが、胡瓜(キュウリ)です。胡瓜はそのほとんどが水分で、カリウムも結構豊富に含んでいます。値段も、まぁ、季節によりますが、どぅまんぎる程はしません。

では、どんな~して胡瓜を野球の間に摂取するのか?胡瓜ジュース?ん~、それも良いかも知れませんが、筆者が勧めるのが、「胡瓜の1本付け」です。

胡瓜に、割り箸か竹串を刺してから、ビニール袋かタッパーに入れ、そこに浅漬けの基を注いでから2~3時間放置。これを練習の合間や、試合中ならば、5回の攻防の語のちょっと空いた時間に、棒の部分を持ちながら、1~2本食べるのです。

これによって、水分補給、塩分補給、消炎効果が期待でき、また、咀嚼によって顎を使うことによって、目と脳が刺激され、気分を一新することができます。

 やしが、胡瓜って、独特の青臭さがありますよね。特に、沖縄の元気なティーダを浴びて育った胡瓜ならばなおさらで、その臭いが苦手だと言う人もいると思います。

うむむ、こればっかりは、克服してもらうしか無いかね~。あの胡瓜の青臭さを抑制するには、それなりの強い臭いを足さないといけないので、手間もお金もかかるんだハズ。野球での勝利のためだと思ってから、何とか克服する価値はあると思うよ~。

 ゴーヤーチャンプルーを夏のスタミナ食と思っている人が沢山いると思いますが、実は、スタミナ食では無く、夏を涼しく乗り切るための食事なんだね~。苦いけど、ゴーヤーチャンプルーを食べてから野球に臨み、途中で胡瓜食べて、沖縄の夏の野球を快適に過ごしましょう。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のしーぶん:瓜を食べましょう。 トップに戻る