コラーゲン弁当、上等!

コラーゲン弁当、上等!

2016-06-15

 人気の勢いが止まらないコラーゲン。女性が喜ぶだけの物と思っていませんか?いえいえ、コラーゲンこそ、沖縄のわらば~た~(子供達)、とりわけ、野球大好き連中にとって、と~っても上等な物なのです。

 野球の練習や試合に、弁当を持って行くことがありますよね。沖縄は、ご存知の通り、高温多湿な土地です。ですから、弁当が痛み易いのも、皆さんご存知だハズ。ですから、内地と比べ、沖縄の弁当のおかずには、揚げ物が多いのです。

つまり、食材の表面に油の膜を張ってから、食材が他の物と触れることを妨げ、少しでも痛む時間を遅らせる、痛む度合いを少なくさせると言う、昔からの保存の知恵です。

やしがよ、め~なち(毎日)揚げ物がおかずだと、飽きてしまったり、食欲が無い時等は、食べたく無くなってしまいますよね。

せっかく作ってくださる人には、感謝せねばならないとしても、内地の弁当のように、和え物や焼き物等、様々な種類のおかずがあれば、作る側も食べる側も楽しいでしょうし、痛みを抑えることができるならば、安心ですよね。

 やさ(そうです)!そこで、コラーゲンです。

 まずは、コラーゲンを入手しましょう。え?「通販で、高い金払ってから買うのか~?」、ですって?いえいえ、近所のスーパーで買えます。

菓子を作る材料を売っている場所に行き、「粉ゼラチン」を買いましょう。これが、コラーゲンです。

「っや~、フラ~か!コラーゲンが粉って、何か?」ですって?コラーゲンは、元々固体(粉)です。皆さんが思っている、プルプルした物、あれはさ~、コラーゲンに水を大量に含ませてから、プルプルするような形に整形した物です。

ですから、菓子の材料売場で売っているゼラチンこそ、水等が入っていない、上等コラーゲンです。おまけに、とっても安い。だって、ゼリーの基なんだのに~。それは安いさ~。

 ではこの、コラーゲンは、何から作られているのかね~?海藻?いやいや、それは寒天です。

海藻から作られる寒天は、高級品で、高級和菓子に使われるってよ。では、何か~?答えは、牛の骨です。

コラーゲンは、皮膚の表面にとっても多く存在すると思われていますが、1番多く存在する部位は骨です。ですから、肉は食用として使われ、食用にはならない骨からコラーゲンを取り出してから、昔からゼラチンと言う名前で売っています。

 では、とっても安くて純度の高い、上等コラーゲンの使い方です。

まず、ご飯に使う方法は、米3合に、ティースプーン1杯のコラーゲンを入れ、炊くだけ。

とっても簡単!沸騰する時に混ざるから、別に手で事前に混ぜ無くとも良いやしぇ。これで、米1粒1粒に、コラーゲンの膜が張られるので、空気や腐敗を齎す菌との接触が妨げられ、痛み難くなるのと同時に、水分の蒸発も抑えられるからさ~、ご飯が中々パサパサにならん訳よ。と言うことは、痛み難くなるのと同時に、美味しさも持続すると言う、一石二鳥のとっても上等な状態になります。

 おかずについては、煮付け何かを作る時に、コラーゲンを入れることによって、ご飯の時と同じ、上等な状態になります。

揚げ物やチャンプル~やイリチ~は、油が膜になってくれるから、コラーゲンは入れ無くっても大丈夫よ。生野菜については、コラーゲンをぬるま湯に溶かしてから、そこにサッと潜らせれば、生野菜の表面に膜ができてから、鮮度を保てるんだハズ。

 いずれの場合も、コラーゲンに味は無く、表面に薄く膜を張る位の量しか使わないので、味や食感は全く妨げません。

 ね、ね、コラーゲンは、正に沖縄のために、沖縄で弁当を持ち歩く人のために、ニライカナイからもたらされた、上等食材だって、これでわかったでしょ。

 では早速、美容とやらのためで無く、健康と美食のため、コラーゲンを食べましょう。コラーゲン弁当食べて、明日の試合も勝つよ~。

 

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