二日酔いで試合に勝つ方法

二日酔いで試合に勝つ方法

2015-04-15

とっても大事な試合の前日、「前祝い」「模合」「仕事」等で深酒し、当日はチブル病み~(頭痛ガンガン)。試合は当然ボロボロ。「はぁ~、もう2度と、試合の前は酒を飲まんぞ!」と、その時は心に硬~く誓ったと言う人は、星の数程いるハズ。やしが(しかし)、次の大事な試合の前日も同じように深酒し、またまたボロボロと言う、禁酒を誓った人とほぼ同じ数だけいるハズ。特に、うちな~んちゅは、この割合が、とっても高いハズね。

 試合の前日に、深酒してはいけません!そんなの常識です!.....そんなことは、皆わかってますよね。特に、仕事での接待ともなれば、「明日試合なので。」等と言う言い訳は通用しませんよね。そんなあなたに朗報です。酒好きな、おきなわ野球大好き読者をわった~(私達)は見捨てませんからよ!

 その前に、深酒すると、何でチブル病み~になるのかね~?アルコールは、飲んで体内で分解し、最終的には酢酸と水となり、対外に排出されます。え~?そしたら、酢酸、つまり酢や水を取ると、チブル病み~になるの~?いやいや、そうでは無く、アルコールは、最終的に酢酸と水に分解されるのですが、一気にそうなるのでは無く、中間物質として、アセトアルデヒドと言う物に変わります。こいつがチブル病み~の原因です。アセトアルデヒドを分解する酵素を多く持つ人が、いわゆる「酒が強い人」で、うちな~んちゅには、この酵素を多く持つ人が、内地の人た~より多い状況です。「え!だったら、うちな~んちゅは、試合前日に深酒しても、ぬ~あらんさ~!(お~!だったら、沖縄の人間は、試合前日に深酒しても、ど~ってこと無いんだ!)」こらこら、物には限度と言う物があります。島酒(泡盛)は、血栓を溶かす働きがあると言う報告も上がっていますが、それはあくまで適量を摂取した時の話ですので、深酒を肯定する理由にはなりません。

 さて、チブル病み~の原因が、アセトアルデヒドにあるとして、では、いかに効率的にアセトアルデヒドを分解するかです。二日酔いの時、どんな~してますか?うっちん(うこん)を飲む?フーチバージューシー(ヨモギ入り雑炊)を食べる?沢山、水を飲む?うんうん、上等です。迎え酒?これは論外。そんなことしてはダメよ~。昔から、伝えられて来た二日酔いの対処方法は、なるほど良い物もありますが、今正に試合が始まろうとしている時に、何とかしてこのチブル病み~を解消する方法は無いものかね~?さて、引っ張るだけ引っ張りました。速効性が期待でき、簡単に二日酔いの症状を緩和させる方法。それは、酸素を沢山取り込むことです。これによって、アセトアルデヒドの分解を促進し、チブル病み~が解消される時間が、短くなると言われています。酸素カプセルって、ありますよね。二日酔いで酸素カプセルに入ると、あら不思議、頭スッキリになることが多いと思います。でもさ~、これから試合が始まるのに、酸素カプセルに入りには行けんさ~って、それはそうですよね。だったら、深呼吸しましょうよ。二日酔いで、試合前の練習もままならないのであれば、その時間、ず~っと、深く大きく呼吸をし、体に酸素を沢山取り入れて、アセトアルデヒドの分解を促進しましょう。

 と言うことで、二日酔いで試合に勝つ方法とは、試合前に充分に深呼吸をし、二日酔いの症状を早めに解消することでした。ただし、二日酔いに、できるだけならないようにすることが、1番重要ですからね。では、試合の後の祝勝会や反省会も、翌日に残らないように、適量を保って、楽しい野球生活を送りましょうね。

 

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