早起きの勧め

早起きの勧め

2015-04-15

筆者は大学時代にも野球部に所属していましたが、練習は午前中しか許可されていませんでした。「学生の本分は学問である。午後は学問しれ!」との理由だとか。そうすると、11時59分までしか練習(後片付けを含む)できません。8時ちょいに登校し、着替えたりして練習し、11時ちょいには終了。え、こんな~してたら、2時間ちょいしか練習できないさ~。これでは試合に勝てる訳も無く、そもそも面白くなって来た所で練習が終わってしまいます。そこで筆者は考えました。午前0時を過ぎれば午前中だ、と。それから筆者は始発電車で登校し、暗い内から練習しました。筆者に賛同してくれる連中も増えてから、練習もより一層楽しくなり、試合にも勝てるようになりました。

それから、筆者はず~っと早起きを続けています。野球だけで無く、学問や仕事をする上でも、早起きはとっても大切よ~。睡眠によって、休まった脳や体は、起きてすぐに本来の動きができないのは、皆さんご存知ですよね。最近の車は上等ですが、やっぱり少しは暖気運転しないと、本来の力は出ないですよね。全てがそうです。休んでいた物、動いていなかった物を動かすためには、いきなりトップギアで全開にはできません。ですから、早起きすることによって、実際に全開で動くべき時間に、全開で動くことができるようになります。午前中に、重要な授業や仕事がある人た~は、早起きすれば、きっとそれらが上手く行くハズ。それにさ~、早起きするためには、夜遅くまでグダグダ起きていると辛いので、常識的な時刻に、定期的に眠ることになり、これは体の免疫力を高めることになるので、病気になり難い健康な体にもなれるハズよ~。

 早い時刻に試合がある日だけ早起きしても、ほとんど効果はありません。だってさ~、体が慣れていないんだのに~。毎日早起き。毎日規則正しい生活。これが重要です。何事も一朝一夕にできると言うことでは無く、続けることが重要です。たまには夜更かしすることもあるでしょうし、体調不良で朝起きることができないこともあると思います。でも、生活の基本を早起きにすることによって、1本ピシッと生活に芯が通ります。

 野球の朝練するにしても、ギリギリまで眠っていて、慌てて起きてからヘロヘロの状態で練習をしても、有意義な練習にはなりませんし、何より、怪我をする確率も上がります。全開で練習できる状態とは言わないまでも、ちゃんと体が動く状態で朝練に臨みましょうね。そうすれば、きっと、練習の成果が目に見えて違って来るハズよ。

 ハイ、ここで、早起きが嫌いな人が言う、定番の言葉がありますね。「私は低血圧だから、朝に弱いさ~。」が、それです。断言します。こんなの、ゆくし(嘘)です。血圧と、早起きには、全くじぇんっじぇん何の関係もありません。え、そんな~したらさ~、低血圧の人が、夜しっこしたくなって目が覚めた時に、動けないで皆しっこ漏らすんかね~?そんなの、見たことも聞いたことも無いさ~。早起きができない人は、単にやる気が無い、気合が入っていないだけです。それを血圧のせい何かにしたら、心臓が可哀相さ~。それ以前に、低血圧だから朝が弱いって公言している人に限って、高血圧だったりしますけどね。

 学生の時の朝練、その時にはその重要性に気付かなくとも、歳を重ねると、とっても重要だって気付くハズ。できれば、生涯早起き、生涯朝練を続けましょうね。と、言われても、中々実行に移す人が少ないことも知っています。では、特に指導者の方々に、是非これだけは覚えて欲しいことがあります。「血圧と早起きの因果関係は、全く無い。」と言うことです。早起きしてから朝練し、強いチームを作りましょう。

 

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