ファースト沖縄[中部南支部・成年] PICK UP! TEAM

ファースト沖縄[中部南支部・成年]

2016-01-15

チーム結成20年目を迎える気心の知れたチーム

チームの起源は、久手堅憲秀監督と久手堅監督の兄でチームメイトでもあり丸石ラジエーター工業(中部南支部B級)の監督も務める憲彦らが19年前に結成した黄門ちゃまというチームに始まる。

以後、チーム名はトリブルチャンス、カプス沖縄、丸石ラジエーターカプスと変遷。チーム結成13年目には、C級の部で県大会初優勝。さらに2年後の平成23年には2度目の県大会優勝を遂げ、第55回高松宮賜杯全日本軟式野球大会2部に出場。

そして初めて出場した全国大会で決勝まで勝ち進み、全国準優勝という快挙を成し遂げた。

その後、結成当初からのメンバー10名が40代を迎えたことから、新たな40代メンバーも加え成年チームを結成。2年前から、ファースト沖縄のチーム名で中部南支部の成年の部で出場している。

チームのメンバーには、久手堅憲秀監督やエースの山川広明をはじめ、学童野球の城北スワローズ出身者が多い。城北スワローズは、数年前に30年余の活動の幕を閉じたが、久手堅憲秀監督の父親が立ち上げたチーム。父親の元で、ともに少年野球時代を過ごしたメンバーが今もいっしょに野球を続けている。

取材に訪れた日は、恒例のイベントである丸石ラジエーター工業とのチャレンジマッチが行われた。

中部南支部のB級に所属する後輩たちに40代のOBたちが挑むとともにお互いの交流を深めようと行っているもので、今回で5回目を数える。

当日の試合は、延長特別ルールとなりファースト沖縄が5対4で丸石ラジエーター工業に勝利した。

これで対戦成績は3勝2敗と勝ち越しとなり、若手にはまだまだ負けないという気概をみせた。

チームを率いる久手堅憲秀監督は、現在、野球の楽しさと高松宮の全国大会で得た勝つ喜びを子供たちに伝えたいと、息子が所属する学童野球の大謝名ベイスターズの父母会長兼任、平日指導者としても奮闘中でもある。

「野球はチームプレーなので子供達に相手を思いやる心を伝えていきたい。そしてファースト沖縄のメンバーがそうであるように、野球を通して大きくなってもつながりを持ち続ける素晴らしさも子供たちに伝えたい。」と自身のチームを率いながら子供たちの指導と部員の募集活動にあたっている。

全国大会経験者が半数を占めるファースト沖縄だが、成年の部では、まだ県大会出場を果たしていない。

ファースト沖縄が所属する中部南支部の成年の部は、ここ2年間は残波プレミアム、ポコアポコ、大知建設の3強がしのぎを削ってきた地区。今年から残波プレミアムが中部北支部に移籍したが、新たなチームも加わってきた。その中で、優勝争いに割って入り県大会出場を果たすのが2017年の目標だ。

監督取材

久手堅憲秀監 (監督) ファースト沖縄

父親が監督を務めていた城北スワローズで野球を始め、城北中で野球部。高校時代は父親を手伝い城北スワローズでコーチを務める。
社会人になり、兄とともに軟式野球チームを結成し、平成23年に第55回高松宮賜杯全日本軟式野球大会2部で全国準優勝を果たす。
ファースト沖縄結成と同時に一塁手兼監督へ就任。現在、大謝名ベイスターズの父母会長兼任、平日指導者を務め子供たちの指導にもあたっている。
「大謝名ベイスターズでは、部員を随時募集しています。090-8294-2247までお問い合わせください」と最後は父母会長の顔になった。

 

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