松田工務店が今シーズン2度目の優勝
第132回沖縄県軟式野球秋季中央大会(B級の部)
2016-12-15
春季大会で優勝し、出場した西日本大会でベスト4に進出した松田工務店が、今季2度目の優勝を飾った。西日本大会を終えた後の夏季大会では、中部北支部予選の一回戦で敗退。そこからチームの士気を立て直し再び県の頂点に立った。
決勝戦、初回にいきなり3点を失った松田工務店だったが、2回裏に同点に追い付くとその後逆転し、7回裏、一挙5点を加えコールドで勝利を収めた。松田工務店は、3点追う2回裏、一死から、5番伊波拓真、6番登川卓が連続二塁打で反撃開始。
登川は、次打者の内野ゴロで三塁に進む。8番崎濱秀貴が四球が選び、一、三塁。ここで9番佐次田康太がセンター前にタイムリーヒット。さらにこの当たりで三塁を狙った崎濱を刺そうとした送球が逸れ、これを見た崎濱が一気に本塁を陥れ、同点に追い付いた。松田工務店は、3回、5回と四死球でチャンスを得ると相手のミスに乗じて追加点。
そして7回裏、一挙5点をあげて試合を決めた。この回、一死二、三塁のチャンスを築くと9番佐次田の内野ゴロが野戦と送球ミスを呼び、2者が生還。さらに四球とバントヒットで満塁とし、3番松堂大輔のタイムリーヒットで9点目。
なおも続く満塁、最後はバッテリーミスで三塁走者が本塁を踏み7点差となりゲームセット。来季からA級昇格が決まっている松田工務店が、B級で出場する最後の大会を県制覇で締めくくった。優勝した松田工務店の松田久志監督は「ケガをしていたキャプテンの松堂翔が準決勝からどうにか出場できるようになった。チームの柱が戻ってきたことで勢いが出た。
来季はA級。A級の中では一番下なので、勉強の年と位置付けて、勉強しながら一つ一つあがっていきたい」と話した。
一方、敗れた丸石ラジエータ工業所の久手堅憲彦監督は「相手は西日本大会ベスト4でやはり強かった。県大会の準決勝で何度も敗れていたので、今大会でベスト4の壁を破れたのは成果。選手にとっていい経験となったので、来年は優勝を目指した」と話した。
決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
丸石ラジエータ工業所 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
松田工務店 | 0 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5x | 10 |
7回コールド |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
松田工務店 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 7 |
食事処ちゅら | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7回コールド |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
丸石ラジエータ工業所 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 |
与那原スピリッツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
一回戦
与那原スピリッツ | 8-2 | 久志ベースボールクラブ |
丸石ラジエーター工業所 | 9-2 | 丸吉組 |
松田工務店 | 3-0 | 宮古島ホテル |
食事処ちゅら | 12-0 | 知花鉄筋工業 |