JAおきなわが今季2度目の優勝

第132回秋季軟式野球中央大会(C級)

2016-11-15

軟式野球のC級の秋季中央大会の決勝が10月23日、コザしんきんスタジアムで行われ、JAおきなわが沖縄サニクリーンを逆転で下し優勝した。JAおきなわは、今季、春季大会に続いて2度目の県大会制覇と遂げた。

両チームともに初戦、準決勝と二桁得点をあげ、打線活発のまま臨んだ決勝。点の取り合いとなった試合は、JAおきなわが最終回に逆転し勝利を収めた。

9回表、1点を追うJAおきなわは、先頭の2番玉城幸浩がセンター前ヒットで出塁し、反撃ののろしを上げる。

玉城は次打者の内野ゴロで二塁へ進み一打同点のチャンス。ここで4番新垣龍之介がベンチの期待に応えるレフトオーバーの大きな当たり。二塁から玉城が還り同点。打った新垣龍も一気に三塁を陥れた。

そして、続く5番神里太智がレフト前にはじき返す。三塁から新垣龍がホームを踏み逆転に成功した。9回裏は、8回から登板した赤嶺洋一が3人できっちり抑え、 春季大会に続く、今シーズン2度目の県大会制覇を遂げた。

一回裏に、3番銘苅圭介の先制打や7番砂川大樹の2点タイムリーなどで、いきなり4点を奪い先手を取ったサニクリーン。4回表に逆転を許すも7回に7番砂川、8番喜納勇人の連続タイムリーで再びリードしたが、最後に踏ん張れず、初の県大会制覇を逃した。

今シーズン2度目の県制覇を果たしたJAおきなわの仲与志幸裕監督は、「打線が初戦から安定した力を発揮した。決勝は、初回に4点取られたときに、9回まであるから1点づつ返していこうと話したが、一気に追い付けたのが大きかった。選手が最後まであきらめずに打ち合いに勝ち、よくやってくれた」と話した。

一方、敗れたサニクリーンの大城優監督は「相手は西日本大会ベスト4なので簡単には勝てないと思っていたが、逆転されて残念。今大会は投手が四球からの失点がなかったのは収穫。課題は、ここで決めないといけないという場面で送りバントやエンドランなどサインプレーをしかっり決めること」と話した。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
JAおきなわ0 0 4 3 0 0 0 0 2 9
沖縄サニクリーン4 0 1 1 0 0 2 0 0 8
(J) 宮城、玉城、赤嶺―上里
(沖) 野原―上間、金城
ニ塁打 : 宮城(J)、上間、喜納(サ)
殊勲賞 : 神里太智(J)
敢闘賞 : 野原充由(沖)
打撃賞1位 : 上里雄介(J)
打撃賞2位 : 砂川大樹(沖)

準決勝

JAおきなわ12-1家カフェおきすた
沖縄サニクリーン10-5JTA宮古

一回戦

JAおきなわ11-2阿嘉食品ヴィーナス
家カフェおきすた5-4居酒屋めとろ伊江
沖縄サニクリーン11-2竹富町役場
JTA宮古5-1忠孝酒造クラブ
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