乱打戦を制したうるま東ボーイズが優勝！

2016-10-15

相手のエラーやフィルダースチョイスはあったものの、圧巻の10得点だった。

初回と2回、いずれも走者を三塁まで進めたものの得点に至らなかったうるま東ボーイズであったが3回に打線が繋がった。

一死から2、3番が連打で出塁すると4番玉榮優磨がライト線を破る2点タイムリー三塁打で先制する。新垣熙博もタイムリーで続くとなおも二・三塁としてプレッシャーを掛ける。

ここで浦添ボーイズ先発の小浜幹太は二者連続内野ゴロに打ち取るのだが、エラーとフィルダースチョイスで失点を重ねる不運に見舞われる。

攻撃の手を緩めないうるま東ボーイズは、9番屋嘉比博智にもタイムリーが生まれると、満塁として高江洲正太郎と久高塁に、連続2点タイムリーが飛び出した。

このイニングだけで打者13人を送り9安打10得点！ほぼ試合を決めたかに見えたが、浦添ボーイズは誰一人諦めていなかった。

投手が変わった4回裏、大見謝堅都の三塁打をきっかけに宮國雄暉の犠飛などで3点を返すと5回には小浜幹太、佐和田大貴、仲松卓哉の連続タイムリーで4点を奪ったのだ。

しかしうるま東ボーイズも6回、再び打線が繋がり決定的な3点を刻んだ。両軍合わせて23点が入り乱れる乱打戦を制したうるま東ボーイズが優勝し、11月から行われる西九州大会への代表権を獲得した。

なお、今大会から沖縄県内のボーイズリーグへの参加チームが10となり、九州地区会議次第では準優勝の浦添ボーイズも、同じ西九州大会への派遣枠を得られる可能性があるとのことである。