北谷ドラゴンズが2年連続の優勝

2016-09-15

32チームが参加した大会の決勝を戦ったのは北谷ドラゴンズと嘉手納ライオンズ。北谷ドラゴンズが、仲村渠、島袋の完封リレーで嘉手納ライオンズを振り切った。

北谷は、一回表、2番内間北登が四球で出塁し、すかさず二塁盗塁を決め、いきなり先制のチャンスをつくる。するとここで、3番瑞慶覧琉太がクリーンアップらしくレフトへはじき返すヒットを放ち、二塁から内間が生還。先取点を奪った。

一方の嘉手納もその裏、先頭の一番小禄大慎が送りバントで二塁に進み同点のチャンスを築く。

しかし、三塁まで進むも本塁を踏めなかった。その後は、北谷・仲村渠、嘉手納・小禄の投げ合いで、投手戦となった。

追う嘉手納は4回に二死から四球とヒットで一、二塁としたが無得点。追加点の欲しい北谷だったが、嘉手納・小禄の前に二回から5回まで三者凡退に抑えられる。

味方の援護がない北谷の先発・仲村渠も小禄に負けじと、2回、3回、5回と三者凡退に打ち取り得点を与えない。

そして終盤6回表、仲村渠自らのバットで貴重な追加点をあげる。一死走者なしで打席に立った仲村渠は、ライトへ大きな当たりを放つ。打球が転々とする間に一気にベースを一周、ランニングホームランとなった。

最終回、北谷は背番号1の島袋天太がマウンドへ。先頭の4番濱里拓之介にヒットを許すものの、後続を速球で三者連続三振に切ってとり、勝利を手中にした。決勝は、両チームともにノーエラーの堅い守りでしまった試合となった。