(株)松田工務店、西日本ベスト4入り。
第38回西日本軟式野球大会(1部)
2016-06-15
初出場の松田工務店は初戦の二回戦で、京都代表のInnovationと対戦。初回に5点を奪う幸先良い展開で8対1と8回コールド勝ちを収めた。
続く準々決勝は、開催地(大阪)代表のCITY SHINKIN CLUBと対戦。接戦となったが、2対1で振り切り準決勝進出を決めた。準決勝では、3連投の阿嘉に疲れがみえ、8対0の8回コールド負けを喫した。
1回戦
一回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
松田工務店 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 8 |
Innovation | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
※8回コールド |
松田工務店は、1回表、1番後藤瞬、2番阿嘉晃平が連続内野安打で出塁。一死後、4番松堂翔のライト前タイムリーヒットで先制した。
さらに二死から、6番登川卓がヒットでつなぎ満塁とすると、続く7番瑞慶山竜士がレフト前ヒット、三塁走者が還り2点目を追加した。
なおも満塁のチャンスに8番佐次田康太の当たりを野手が悪送球、送球が転々する間に走者3人が一気に本塁生還。大きくリードを広げた。
5回には、4番松堂翔のこの試合2本目のタイムリーヒットで1点を追加、6回表、8回表にはランナーを置いて1番後藤瞬が2打席連続でタイムリー二塁打を放ち、得点を重ねた。
後藤瞬は4安打の活躍をみせた。投げては、先発阿嘉晃平がInnovation打線を散発4安打1点に抑える好投をみせ、8回コールド勝ちで初戦を突破した。
準々決勝
準々決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
松田工務店 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
CITY SHINKIN CLUB | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
松田工務店が、9回裏のピンチをしのぎ逃げ切った。2点のリードで迎えた9回裏の守り、四球と2本のヒットで得点を奪われ、点差は1点に。なおも一死、一塁、二塁のピンチ。
しかし、ここでエース阿嘉晃平が踏ん張った。次打者を内野ゴロに打ち取り、最後の打者を外野フライに抑え、辛くも逃げきった。
この試合、好投を続ける阿嘉晃平をなかなか援護できない苦しい展開となった。
5回表に、6番登川卓がレフトスタンドに叩き込む本塁打を放ち1点を先制したものの、続く6回表、7回表と、得点圏に走者を置いて、あと1本が出ない。
ようやく9回表、待望のタイムリーが出た。この回先頭の4番松堂翔が二塁打を放ち出塁すると、続く5番伊波拓真がセンター前にはじき返し、松堂を本塁へ迎い入れた。
終ってみれば、この追加点が大きな1点となった。
準決勝
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四天王寺病院 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 4 | 9 |
松田工務店 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8回コールド |
準決勝までの2試合をそれぞれ1失点完投と一人で投げ抜き、好投を続けてきたエースの阿嘉晃平。2試合で1本の長打も許さなかったが、3連投となったこの試合は、さすがに球威が衰え長打を浴びた。
2本の本塁打を打たれるなど、4本の長打を浴び7回4失点。8回から代わった瑞慶山竜士も一死満塁から走者一掃の二塁打を打たれるなど、四天王寺病院の長打攻勢に屈した。
打線も7回、8回のチャンスを活かせず、得点を奪えぬまま、決勝への道を閉ざされた。