総合葬祭那覇、くんじゃんSpirits、ともにベスト4ならず。

第39回九州連合会長杯軟式野球大会

2016-06-15

軟式野球A級の九州連合会長杯軟式野球大会が5月14日、15日、名護市営球場を主会場に行われた。沖縄県代表の総合葬祭那覇、くんじゃんSpiritsは、ともに初戦突破を果たしたが、二回戦で接戦の末に惜敗、ベスト4進出を阻まれた。大会は、長崎代表の親和銀行が優勝した。

1回戦

兼城がJAたまなを完封。初戦突破

1回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
JAたまな0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
総合葬祭那覇0 0 0 1 1 2 0 0 x 4
(J) 内門―立石
(総) 兼城―根保
本塁打 : 安里(総)
三塁打 : 根保(総)

総合葬祭那覇の兼城は、4度スコアリングポジションに走者を置いたもの得点を許さず、JAたまなを完封。打線も中盤に得点を重ね、初戦を突破した。

総合葬祭那覇は、4回裏、先頭の2番安里大輔がライトオーバーのランニング本塁打で先取点。5回表には、三塁打を放った7番根保圭をヒットエンドランで本塁に迎い入れ2点目。

6回表にも5番大嶺侑亮のタイムリーヒットなどで2点を追加。中盤にあげた4点を守り切り勝利した。

くんじゃんSpiritsがサヨナラ勝ち。

1回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
JA佐賀信連0 0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 4
くんじゃんSpirits0 0 1 0 2 0 0 1 0 0 1x 5
(延長11回)
(J) 川頭―山口
(く) 山城、翁長―宜野
本塁打 : 元長(く)、世戸(J)
ニ塁打 : 山城、座安(く)、山口(J)

最終回に同点に追い付かれたくんじゃんSpiritsだったが、延長11回、サヨナラ勝ちした。

11回裏、一死後、一番金城がセンター前ヒットで出塁。続く元長も内野安打で続く。その後、二死満塁となり、5番宜野座がショートへ内野安打。三塁から金城がサヨナラのホームを踏んだ。

くんじゃんSpiritsは先制された直後の3回裏に3番玉城が同点タイムリーヒット、1点を勝ち越された直後の5回裏には2番元長が逆転2ランを放ち、さらに同点にされた直後の8回裏に得点するなど、流れを相手に渡さなかった。

2回戦

総合葬祭那覇、9回サヨナラ負け

2回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
総合葬祭那覇0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
田中病院0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
(総) 兼城―根保
(田) 柳田―本田
三塁打 : 根保(総)

連投の兼城が好投を続けたが、最後に力尽きた。9回表、一死満塁の絶好のチャンスにヒットエンドランを見破られ得点できなかった総合葬祭那覇が、その裏、二死三塁からサヨナラヒットを許し、惜しくも敗退した。

2回表に7番根保のタイムリー三塁打で先制した総合葬祭那覇だったが、その後は田中病院・柳田に2塁さえを踏ませてもらえない。

最終回、一死後、3番平安山がライト前ヒットで出塁し、4番與座、5番大嶺が連続内野安打で満塁。ここで、ヒットエンドランを敢行したが、大きく外され万事休す。接戦をものにすることができなかった。

くんじゃんSpirits、最終回追い付けず。

2回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
親和銀行0 0 0 1 0 0 2 1 0 4
くんじゃんSpirits2 0 0 0 0 0 0 0 1 3
(親) 岡部―高坂
(く) 翁長、親泊、座安―宜野座、元長
三塁打 : 野村、三丸(親)
ニ塁打 : 金城(く)

くんじゃんSpiritsは、最終回、相手投手の乱れから1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。

9回裏、一死から3連続四死球で満塁とし、さらに二死後、押し出し四球を得て4対3と1点差としたが、最後は逃げ切られた。

くんじゃんSpiritsは初回、1番金城の二塁打を足がかりに相手ミスと5番宜野座のタイムリーで先制。幸先良いスタートを切ったが、その後は打線が沈黙、2回以降は1安打に抑えられ、7回に逆転を許すと、8回にもダメ押し。勝利を掴めなかった。

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