浦添ボーイズ、惜しくも準優勝

第12回日本少年野球ミズノ旗争奪九州選抜大会

2016-06-15

中学硬式野球ボーイズリーグの第12回日本少年野球ミズノ旗争奪九州選抜大会の最終日が、5月28日、読谷村平和の森野球場で行われた。決勝は、沖縄代表の浦添ボーイズと福岡県の飯塚ボーイズとの対戦となり、浦添ボーイズは0対1で惜しくも敗戦、準優勝となった。優勝した飯塚ボーイズは、2016ホークスカップ中学硬式野球大会への出場権を得た。

浦添ボーイズは、終盤のチャンスをものにすることができず、惜しくも優勝を逃した。

4回裏に飯塚ボーイズに1点を先制された浦添ボーイズは、5回表にチャンスをつくる。この回、先頭の5番嘉数がセンター前にヒットを放ち出塁。続く6番神里の送りバントが相手の送球ミスを呼び、無死二塁、三塁と絶好の好機。

7番、代打目取真の打球は三塁ゴロ。走者は釘づけにされたが、これも相手ミスを誘い、一塁セーフ。無死満塁とチャンスは広がる。

ここで、浦添ボーイズはスクイズを試みるが失敗。三塁走者が挟殺。

それでも、一死二塁、三塁と一打逆転の場面は続いたが後続が断たれた。そして最終回、7回表の攻撃。一死後、5番嘉数がこの日2本目となるレフト前ヒットを放ち、望みをつなぐ。

ここで、相手バッテリーがワイルドピッチ。ボールがバックネット際を転がる間に一塁走者の嘉数は一気に三塁を陥れ、同点のチャンス。

しかし、ここでも本塁は遠かった。相手投手の必死の投球の前に連続内野ゴロに打ち取られ万事休す。準優勝となった。

浦添ボーイズは、守りでは何度も訪れるピンチを踏ん張り、4回に失った1失点だけに抑えていたが、あと一本が出なかった。