与那原クラブが、初の栄冠
第68回夏季軟式野球中央大会(実年の部)
2016-08-15
与那原クラブは、20数年前まではA級で名をはせたチーム。いつしかチームは活動を停止していたが、12年前に成年のクラス(40歳以上の部)でチームとしての活動を再開。そして、メンバーが50代に入り、実年の部でチーム復活以来、初の県の頂点に立った。
決勝、2回に1点を先制された与那原クラブは、4回表に逆転に成功、さらに6回表にも3点を追加し、勝利をつかんだ。
与那原クラブは、1点を追う4回、主将が逆転の口火を切った。この回4先頭のキャプテン4番當眞靖がレフト前ヒットで出塁。続く5番安谷屋靖とのヒットエンドラインが決まり無死一塁、三塁とすると、安谷屋が二盗。無死二塁、三塁とチャンスを広げる。
ここで与那原クラブは、ヒットエンドラインを仕掛ける。しかし、ここは名護ベースボールクラブが作戦を読みウエスト。三塁走者が憤死かと思われた瞬間、捕手からの送球を走者と交錯した三塁手が捕れず、外野に転がる間に三塁走者が生還。幸運な同点。
さらに、一死三塁から7番外間孝明がレフト前にタイムリーヒット。2対1と逆転した。
与那原クラブは、終盤の6回表一死走者なしから、6番外間敏男がレフトスタンドに叩き込み3点目。さらにこの回、2点を追加し、5対1とリードを広げた。
与那原クラブの優勝を大きく引き寄せたのは、2回裏の1点を先制された後、なお一死満塁の場面で救援した与那嶺幸和。ここで相手上位打線を連続ピッチャーフライに打ち取りピンチをしのぎ、逆転へとつないだ。
準決勝では島仲直志が完封勝利を収める好投。与那嶺は、3回以降を散発3安打に抑え、名護ベースボールクラブに反撃の隙を与えなかった。
上原善昌監督は「正捕手不在の中、一、二戦を戦い勝ち抜いた。15名全員で勝ち取った優勝。今大会は、打線がつながりをみせ、投手陣も3試合で2失点と投打のバランスがよくとれたのが良かった」と話した。
決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
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与那原クラブ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 5 |
名護ベースボール | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
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倶楽部37(中部南) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
与那原クラブ(南部) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファミリー与那覇(宮古) | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 |
名護ベースボールクラブ(北部) | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 2 | x | 7 |