専門学校那覇日経ビジネスBが、優勝

第25回沖縄県専修学校各種学校総合体育大会・軟式野球

2016-08-15

県内の専門学校、専修学校の学生による沖縄県専修学校各種学校総合体育大会・軟式野球の決勝が7月16日、宜野湾市営球場で行われた。決勝は、3連覇を狙う専門学校日経ビジネスと1年生軍団の専門学校那覇日経ビジネスBとの間で行われ、那覇日経ビジネスBが2対1で逆転勝ちを収め優勝した。優勝した那覇日経ビジネスBは、11月に開催される第38回九州ブロック専門学校体育大会長崎大会に県代表として出場する。

4回に2対1と逆転に成功した那覇日経ビジネスBが、渡久地育哉の好投で、そのまま逃げ切り勝利を収めた。

一回表・二死一塁、三塁、二回表・無死二塁の先制機を逃した那覇日経ビジネスBは、三回裏に二死一塁、三塁のピンチを招くとタイムリーヒットを打たれ逆に日経ビジネスに先制点を奪われた。

しかし、直後の四回表、二つの四球と相手守備の乱れで逆転した。四回表、那覇日経ビジネスBは先頭の3番玉城周が四球で出塁、捕逸と内野ゴロで二死ながら三塁へ進む。

二死三塁の場面で6番砂川翔太郎が四球を選ぶとすかさず二盗を決め、二死二塁、三塁とチャンスを広げる。

しかし、ここで7番上原慎の放った当たりは平凡な内野ゴロ。万事休すかと思われたが、これを相手野手が一塁へ悪送球。その間に、三塁走者に続き二塁から砂川もホームに還り、2対1と逆転した。

そして、那覇日経ビジネスBの先発渡久地は4回以降完璧なピッチング。

最終回、七回裏二死から内野エラーとヒットで一塁、二塁と粘られるが、最後の打者を打ち取り、1点差を守り切った。

エースのヒジ痛で急遽決まった渡久地の先発。「渡久地は3イニングの予定だったが、調子が良かったので、そのまま投げさせた」と話す仲宗根莉也監督。

決勝を継投で戦う作戦を立てていたが、渡久地を続投させ、勝利を引き寄せた。

「1年生だけのチームだが、三連覇がかかっていた日経ビジネスに絶対勝とうとチームがひとつになって戦った。一人一人が頑張って、皆でつかみ取った優勝」と仲宗根監督が喜びの笑顔で語った。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
那覇日経ビジネスB0 0 0 2 0 0 0 2
日経ビジネス0 0 1 0 0 0 0 1
(那) 渡久地―玉城
(日) 川野―仲間
ニ塁打 : 砂川(那)

準決勝

専門学校日経ビジネス7-0育英義塾教員養成学院
専門学校那覇日経ビジネスB2-1パシフィックテクノカレッジ学院B

準々決勝

専門学校日経ビジネス2-1SOLA沖縄保健医療学院
育英義塾教員養成学院9-1パシフィックテクノカレッジ学院A
専門学校那覇日経ビジネスB6-4尚学院国際ビジネスアカデミー
パシフィックテクノカレッジ学院B6-1沖縄大原簿記公務員専門学校

二回戦

専門学校日経ビジネス6-0専門学校那覇日経ビジネスA
SOLA沖縄保健医療学院12―0ソーシャルワーク専門学校
育英義塾教員養成学院13-3サイ・テク・カレッジ那覇
パシフィックテクノカレッジ学院A5-3インターナショナルリゾートカレッジA
専門学校那覇日経ビジネスB11-1沖縄福祉保育専門学校
尚学院国際ビジネスアカデミー7-6琉球リハビリテーション学院B
パシフィックテクノカレッジ学院B7-0那覇情報システム専門学校
沖縄大原簿記公務員専門学校5-4琉球リハビリテーション学院A

一回戦

インターナショナルリゾートカレッジA14-6インターナショナルリゾートカレッジB
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