宜野座エンジェルスが2年連続優勝

第68回夏季軟式野球中央大会・成年の部

2016-07-15

軟式野球の成年の部(40歳以上のクラス)の県大会が7月9、10日の二日間、金武町ベースボールスタジアムで行われた。決勝は、2連覇を狙う宜野座エンジェルス(北部地区代表)と八重山地区代表のG・BREEZEが対戦、宜野座エンジェルスが7対2で勝利を収め、昨年夏に続き2年連続2度目の優勝を飾った。優勝した宜野座エンジェルスは、9月に秋田県で開催される日本スポーツマスターズ2016軟式野球競技会に県代表として出場する。

両者無得点のまま迎えた4回表、宜野湾エンジェルスが4点を奪い、試合を有利に進めた。

この回、一死後、3番伊芸三明が四球で出塁すると、すかさず二盗を決め、一死二塁とすると、4番新里真也がセンター前にヒットを放ち、伊芸が二塁から還り、先制点を上げた。

一塁走者の二盗は失敗し、二死走者なしとなったが、連続四死球を得て、二死一、二塁。ここで7番小渡一義の放った内野への当たりが一塁への悪送球を誘い(記録は内野安打と送球エラー)、二塁走者が一気に本塁を陥れ2点目。

さらに二死二、三塁から、今度は外野にもミスが出て、二人が還り、この回4点を奪った。

宜野湾エンジェルスは5回表には3番伊芸のタイムリー二塁打で1点を追加、最終回にも3本のヒットと相手ミスで2点を加え7対0と大きくリードを広げた。G・BREEZEは7回裏、5番仲村毅の三塁打などで2点を返したが、及ばなかった。

宜野座エンジェルスは、昭和46年生まれの宜野座中学OBを中心としたチーム。昨年、チーム結成20年目で初の県大会制覇を遂げ、今年も昨年に続き優勝を果たした。北部地区予選では2連敗中だったするじなを決勝で倒して、県大会へ出場。県大会では、エースの大城豊が初戦、準決勝と連続完封、3連投となった決勝でも6回まで相手に得点を許さない好投で勝利を引き寄せた。

2年連続となる全国大会への出場を決めた宜野座エンジェルスの宮城通彦監督は「昨年は初戦敗退。出られたことで満足してしまった部分もあったが、今年は県代表として勝ちたい。投手が安定しているので、打線が今大会のようにチャンスに一本が出れば、上位に行けると思う」と昨年の経験も活かし二度目の全国大会は、上位進出を狙う。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
宜野座エンジェルス0 0 0 4 1 0 2 7
G・BREEZE0 0 0 0 0 0 2 2
(宜) 大城豊―島袋
(G) 西表明―佐和田
三塁打 : 仲村(G)
ニ塁打 : 伊芸(宜)
殊勲賞 : 大城豊(宜)
敢闘賞 : 西表明人(G)
打撃賞1位 : 仲村毅(G)
打撃賞2位 : 新里真也(宜)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
屋比久建築設計室(南部)0 0 0 0 0 0 0 0
宜野座エンジェルス(北部)0 0 2 0 0 1 x 3
(屋) 金城忍、与那嶺、友寄―糸数、仲村
(宜) 大城豊―島袋
三塁打 : 新里(宜)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
G・BREZE(八重山)2 0 1 0 0 1 0 4
POCOAPOCO(中部南)1 0 0 0 0 0 2 3
(G) 山口―宜間
(P) 仲栄―大城
ニ塁打 : 大宜見、宜間、岡村(G)

一回戦

宜野座エンジェルス3-0リミッツ
POCOAPOCO2-0総合葬祭那覇40
屋比久建築設計室12-1大番総業
G・BREZE5-3アクティブ久米島
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