うるま東ボーイズが初優勝

第47 回ボーイズリーグ選手権沖縄県予選大会

2016-07-15

中学硬式野球の第47 回ボーイズリーグ選手権沖縄県予選大会が6月4日から11日にかけて開催された。決勝はうるま東ボーイズとうるまボーイズの対戦となり、うるま東ボーイズが6対3でうるまボーイズを下し、初優勝を飾った。優勝したうるま東ボーイズは、第47 回ボーイズリーグ全国大会へ、準優勝のうるまボーイズは2016ホークスカップへ、それぞれ出場する。

一回表にいきなり3点を失ったうるま東ボーイズだったが、二回に逆転し、逃げ切った。

一回表、うるまボーイズの先制攻撃を受け、3点のビハインドを負ったうるま東ボーイズは、すぐさま反撃した。

その裏、先頭の1番知念が四球で出塁、一死後、3番水谷留佳がライト線へ三塁打を放ち1点を返す。4番三木健正も続き、レフト前へタイムリーヒット。1点差とした。

そして2回裏、相手投手の制球の乱れに乗じて逆転に成功する。2本のヒットに四球を挟み二死満塁とすると、ここから3連続四球を得て3得点。5対3と逆転した。

うるま東の先発水谷は2回以降は立ち直り、その後はうるま打線を1安打に抑える好投。追加点を与えなかった。6回終了時に豪雨となり試合が中断、そのまま降雨コールドゲームとなり、うるま東ボーイズの勝利となった。

うるま東ボーイズの大野倫監督は、「最後の夏の大会をとれて全国大会に行けて嬉しい。春の大会で不調だった投手陣が頑張って守れたことが大きかった。

全国大会で上位を目指すために、投手を中心とした守りをもう一回鍛えなおして臨みたい」と話した。一方のうるまボーイズは決勝で敗れたものの7年ぶりの派遣を勝ち取った。

初戦、準決勝とコールド勝ちし決勝進出。仲尾次伸立監督は「久しぶりの派遣がとれて、ほっとしている。打撃を重点的に練習してきた成果が出て、うまく決勝につながった」と喜びを語った。

決勝

 1 2 3 4 5 6
うるまボーイズ3 0 0 0 0 0 3
うるま東ボーイズ 2 3 0 1 0 0 6
(6回降雨コールド)
(うるまボ) 伊佐、島袋、兼城―呉屋
(うるま東) 水谷―伊東
三塁打 : 水谷(うるま東ボーイズ)
ニ塁打 : 照屋(うるまボーイズ)
最優秀選手賞 : 水谷留佳(うるま東)
殊勲賞 : 三木健正(うるま東)
敢闘賞 : 金城啓太(うるまボ)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
豊見城ボーイズ 1 0 0 0 0 0 0 1
うるま東ボーイズ0 0 0 1 4 0 x 5
(豊) 比嘉、與谷―喜舎場
(う) 三木―伊東、新地
本塁打 : 水谷

準決勝

 1 2 3 4 5
うるまボーイズ3 2 0 4 2 11
那覇ボーイズ0 0 2 0 0 2
(5回コールド)
(う) 兼城―呉屋
(那) 仲宗根、安室、湧川―末吉
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大会結果:うるま東ボーイズが初優勝 トップに戻る