大矢ベースボールクラブが全国準優勝!
第24回ヤングリーグ春季全国大会
2016-04-15
大矢ベースボールクラブは初戦、延長8回特別ルールで勝利を挙げると勢いがついた。
一回戦のオール住之江戦。2対1とリードを許していた大矢BBCは、6回裏、二死二塁から、この試合で本塁打を放っている5番大久保明慶が2打点目となる同点タイムリーヒット。試合は特別延長に入り、8回裏、1番神里航平がサヨナラヒットを放ち勝利を手にした。
二回戦のWEST JAPAN ベースボールクラブ戦は、2点を先行されたが、5回裏に4番大城秀仁のタイムリーヒットなどで3点を奪い逆転。6回表に同点に追い付かれたが、その裏、二死走者無しから9番金城英佑がヒットで出塁すると3連続四球を得て押し出しで勝ち越し。さらに4番大城の2打席連続のタイムリーヒットで2点を追加し、WEST JAPANを突き放した。
3戦目となった準々決勝では、南国マリナーズに9対0の5回コールド勝ち。3回まで無安打に抑えられていた大矢BBCだったが、4回表に4番大城が2点本塁打を放ち先制。さらに7番伊良波龍にも2点本塁打が出て4対0とリード。続く5回は打者10人で7安打5点を奪う猛攻をみせ勝負を決めた。投げても伊良波が初回の二死満塁、4回の二死二、三塁のピンチを乗り切り、南国マリナーズに得点を与えなかった。 大矢BBCとしては初となるベスト4進出を決めた。
準決勝の相手はヤングひろしま。大矢BBCは、初回に3番大城の犠牲フライと4番大久保のタイムリーヒットで2点を先制。さらに3回裏には6番金城英佑のタイムリー二塁打で1点を追加し3対0とリードを広げた。しかし6回表に同点に追い付かれてしまう。それでも大矢BBCは、今大会、幾度もみせた粘り強さを発揮する。直後の6回裏、一死から代打で登場した野原大誠がヒットを放ち出塁、さらに盗塁も決め、二塁まで進む。ここで1番神里が勝ち越しとなる二塁打をセンターに放った。
最終回は、この回から登板した赤嶺未来が3人で締めて、決勝へと勝ち上がった。
迎えた神戸須磨クラブとの決勝戦。大矢BBCは要所要所を抑えられ得点を積み上げることができなかった。2対1と1点のリードを許した直後の4回裏の無死三塁、3対1とリードを広げられた直後の6回裏の無死二塁のチャンスを活かすことができず、逆に7回表に3点を奪われてしまった。
最終回の攻撃も二死から3連打と最後まで粘りをみせたが、一歩及ばなかった。しかし、見事な準優勝。大会を通じてみせた「先行されたも追い付く、追い付かれたら突き放す」粘り強い攻撃は素晴らしかった。投手陣も、一、二回戦は伊波洋一が先発、準々決勝は伊良波、準決勝は廣咲英龍が先発、それぞれが試合をつくった。
3試合に登板した赤嶺も好リリーフをみせた。また、今大会の優秀選手に神里航平が、優秀監督に多和田忍監督が選出された。
決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
神戸須磨クラブ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 | 6 |
大矢BBC | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤングひろしま | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 |
大矢BBC | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | x | 4 |
準々決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
大矢BBC | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 9 |
南国マリナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5回コールド |
二回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
WEST JAPAN BBC | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 4 |
大矢BBC | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | x | 6 |
一回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オール住之江 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
大矢BBC | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2x | 4 |