上本部ドジャースが3年ぶり2度目の栄冠

第21回北部地区少年野球選手権大会・第3回JAおきなわSS杯争奪学童軟式野球大会

2016-04-15

北部地区の40チームが参加して行われた第21回北部地区少年野球選手権大会、第3 回JAおきなわSS 杯争奪学童軟式野球大会の最終日が4月9日、名護市少年野球場で行われた。決勝は、上本部ドジャースが東江少年野球を6対0で破り3年ぶりの優勝。3位決定戦はミラクルキッズが辺野古タイガースを7対6で破った。

「病気のため長期入院している田港結輝君を全国大会へ連れて行こうと、最初から全国大会に出場したい気持ちが強かったので、目標を達成できて本当に良かった」と喜びを語った上本部ドジャースの金城監督。

1番打者の仲田巧が3二塁打を放つ大活躍、先発した川満弥雲も東江少年野球を2安打無失点に抑える好投。6対0と理想以上の試合展開で3年ぶりの頂点に立った。

金城監督が「下位打線は下級生なので、1番仲田巧が出塁してクリーアップが還すのがうちのパターン」と話すように、一回表、上本部ドジャースは先頭の1番仲田巧がレフトへ二塁打を放ち出塁。

ワイルドピッチで三進し、内野ゴロの間に本塁を陥れ先制した。4回表には9番仲田天授が二死からヒットで出塁し、二盗を決め得点のチャンスを作ると、1番仲田巧が今度はセンターへ二塁打を放ち二塁走者を迎い入れた。

5回表は、3番仲里琉清のレフトフェンスを超える会心の一撃で3点目を追加した。6回表にも仲田巧のタイムリー二塁打で追加点。上本部ドジャースは着実に追加点を積み重ね、東江少年野球を突き放し優勝を決めた。

今大会は、初戦の松田クラブとのゲームで激闘を制しサヨナラ勝ちを収めたのが頂点へのスタートとなった。準々決勝では、ともに春の県大会に出場した山田ジュニアクラブを1対0の接戦で下した。

エースの仲田巧と決勝で完封を演じた川満弥雲の2枚看板が、大会を通じて四球も少なくコントロールが安定し、要所要所を締める好投をみせ、チームを勝利へ導いた。

優勝した上本部ドジャースは7月に和歌山県高野山市で開催される第21回高野山旗学童軟式野球選手権大会へ、準優勝の東江少年野球は8月に宮崎県西都市で開催される第19回全九州学童軟式野球大会へ、3位のミラクルキッズは7月に高知県高知市で開催される第6回坂本龍馬旗争奪西日本小学校野球大会へ、4位の辺野古タイガースは7月末から福岡県久留米市で開催される筑後川旗第33回西日本学童軟式野球大会へ、それぞれ派遣される。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
上本部ドジャース1 0 0 1 1 2 1 6
東江少年野球0 0 0 0 0 0 0 0
殊勲賞 : 川満弥雲(上)
敢闘賞 : 大城健悟(東)
打撃賞1位 : 仲田巧(上)
打撃賞2位 : 仲田天授(上)
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