下地(低学年の部)、鏡原少年野球部Jr(Jrの部)が優勝

第9回軟式学童野球津嘉山荘ジュニアカップ。

2016-03-15

2月6,7日の両日、宮古島市立下地小学校グランドにて小学校3年生以下を対象にした軟式学童野球津嘉山荘ジュニアカップ大会が開催され、低学年の部は下地、Jrの部は鏡原少年野球部Jrが、それぞれ優勝した。

今大会で9回目を迎えた本大会は、低学年の部のデビュー戦と位置づけされた大会となり、ますます活気にあふれた大会となってきた。3年生以下の低学年の部・決勝は、下地と南ファイターズの対戦となった。下地は、昨年Jrの部での優勝チームで、試合開始から緊張に張り詰めた試合となった。

序盤から両チーム共に点を取り合う互角の勝負をみせ、5-3で下地が勝利。みごと2連覇を飾った。南ファイターズのエース池間に対し、下地は準決勝でも先発し、イニング制限で、2イニングしか投げられないエース渡真利を投入、投手戦となった。

試合が動いたのは3回表。先攻の下地は、この回、1死から徳嶺が四球を選び出塁すると5番渡真利がショート頭上を抜けるライナー性の当たりを放つ。ショートが必死にジャンプしグローブに当てたものの打球に勢いがあり左中間へ。二塁打となりランナー2,3塁。続く6番川満の内野ゴロがピッチャーの顔に跳ねかえり、うずくまっている間に2人生還し3-1となった。

追いかける南ファイターズは、4回裏、2死から8番豊見山がライトオーバーの二塁打を放ちチャンスをつかむ。続く9番与那覇の四球の際、キャッチャーがボールを後ろにそらすのを見た二塁ランナーが一挙にホームを陥れ1点を返した。

最終回、下地は、今大会一番当たっている渡真利の三塁打から相手のワイルドピッチなども重なり、追加点を加え5-2とさらにリードする。しかしこのままでは終われない南ファイターズも、その裏、2番下地が内野安打で出塁し3番濱川が四球で続くと、4番根間の当たりが内野のミスを誘い1点を返す。

その後2死満塁で、1打同点のチャンスをつかむが、2番手投手川満が落ち着いたピッチングでラストバッターを三振に抑えゲームセットとなった。

2年生以下Jrの部は、鏡原少年野球部Jr対東リトルヤンキースの対戦となり、初回から鏡原少年野球部Jrの打線が冴え12-1の3回コールドで圧勝、優勝を手にした。

お昼時間になると各チームの選手や指導者にふるまわれるカレーライスや鶏丼に笑顔が見られ、全員で「同じ釜の飯を食う」というアットホームな雰囲気もこの大会の魅力のひとつとなっている。

低学年の部・決勝

 1 2 3 4 5
下地1 0 2 1 1 5
南ファイターズ1 0 0 1 1 3
(下) 渡真利、川満―徳嶺
(南) 池間、根間
三塁打 : 渡真利(下)
ニ塁打 : 渡真利(下)、豊見山(南)

Jrの部・決勝

 1 2 3
鏡原少年野球部Jr7 2 3 12
東リトルヤンキース1 0 0 1
(鏡) 久貝、新城―新城、久貝
(東) 古城―下地
本塁打 : 久貝(鏡)
三塁打 : 新城、勝連(鏡)
ニ塁打 : 久貝、知念、與座(鏡)
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大会結果:下地(低学年の部)、鏡原少年野球部Jr(Jrの部)が優勝 トップに戻る