浦添中学が優勝。サスペンデッドで二日にわたるゲームを制す。

第59回那覇地区中学校新人軟式野球競技大会

2016-02-15

第59回那覇地区中学校新人軟式野球競技大会が1月9日~16日にかけて行われた。1月11日に浦添中学と金城中学の間で行われた決勝は、5回途中で雨のためサスペンデッドゲームとなり、16日に再開。浦添中学が8対4で金城中学を破り優勝した。

雨の中、行われた決勝。2点を追う5回表の浦添中学の攻撃。

この回先頭の1番本永、2番金城が連打で無死一、三塁のチャンスを築くと、続く3番新城がセンター前にはじき返し1点差に迫る。

なおも無死一、二塁と押せ押せムードの中、4番宮城が打席へ。しかし、ここで雨脚が激しくなり試合が中断、雨は止まずそのままサスペンデッドゲームとなり、5日後に持ち越された。

そして1月16日、試合は5回表、無死一、二塁、打者は4番宮城の場面から再開された。

サスペンデッドゲームになり、3連打と勢いづいた浦添中学の攻撃が断ち切られたことから、どちらに流れが傾くのか注目の場面となった。

再開されると浦添中学は送りバントで二人の走者を進めることを選択、ところが初球が暴投となり、走者が二塁、三塁へ進塁。ここで山里監督は強打に転じる。

そしてその期待に4番宮城が大きく応えた。宮城の放った打球はレフトの頭上をはるかに超え、グランドの外へ飛び出す、逆転のスリーランホームラン。

攻撃の勢いはそのままに6対4と2点のリードを奪った。この試合、浦添中学は一回表に2点を先制したもの、悪天候の中でバッテリーミスや内野にミスが出て4点を奪われていた。

宮城の一打で逆転した浦添中学は6回、7回にも1点ずつを追加し点差を広げた。一方の金城中学は最終回に2本のヒットを放ち、粘りをみせたものの、及ばなかった。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
浦添中学2 0 0 0 4 1 1 8
金城中学1 1 0 2 0 0 0 4
(浦) 友寄―吉山、宮里
(金) 古宮―松川
本塁打 : 宮城(浦)
ニ塁打 : 本永2、友寄(浦)、川満(金)
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