名護中学が石垣中学を下し、初優勝

KBC杯中学野球・第6回KBC学園杯争奪第19回沖縄県中学校新人軟式野球選手権大会

2016-01-15

中学校軟式野球の第6回KBC学園杯争奪第19回沖縄県中学校新人軟式野球選手権大会の決勝が、12月28日、名護市営球場で行われ、名護中学が石垣中学を7対2で下し、初優勝した。名護中学は3月に行われる九州大会への出場権を獲得した。

午前中に行われた準決勝の与那原中学との試合でサヨナラ勝ちを収めた名護中学が、勢いそのままに決勝は快勝した。

名護中学は、1回表、相手ミスに乗じて無死二、三塁のチャンスを築くと、3番上里朝輝がセンター前へ抜けるヒットを放ち先制。準決勝でサヨナラヒットを放った上原が、決勝でも貴重な先取点をたたき出した。

さらに名護中学は、この回、内野ゴロの間に1点を追加し2点目をあげた。名護中学は、その裏の一死三塁のピンチを無失点で切り抜けると続く2回表に追加点をあげる。

一死二塁から、8番石川大輝が左中間にタイムリー二塁打を放ち3点目。その後、二塁走者の石川が試みた三盗がキャッチャーの悪送球を誘い4点目をあげた。

序盤でリードを広げた名護中学は、先発金城英太が5回を1失点に抑える好投。7回表には、1番田窪のタイムリーヒットなどで3点をさらに追加。勝負を決定づけた。

名護中学が地区予選決勝で敗れた相手、今帰仁中学を準決勝で下して決勝に進んだ石垣中学だったが、10月に行われた全日本少年春季軟式野球大会沖縄県予選に続く連覇はならなかった。

優勝した名護中学の金城英太主将は「優勝できて嬉しい。今大会は、みんな元気があった。九州大会でも優勝をねらい、次につながる野球をする」と喜びを語った。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
名護2 2 0 0 0 0 3 7
石垣0 0 0 0 1 0 1 2
(名) 金城、玉城―石川
(石) 高那、亀田、下地貴―下地裕、高那
本塁打 : 田本(石)
ニ塁打 : 石川

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
今帰仁0 0 0 0 0 0 1 1
石垣2 0 0 0 3 0 x 5
(今) 新里、仲村、与那覇―山崎
(石) 翁長、下地貴―高那
ニ塁打 : 上原、仲村(今)、下地裕(石)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
与那原0 1 0 0 0 0 0 1
名護1 0 0 0 0 0 1x 2
(与) 大城―笹木
(名) 具志―石川
三塁打 : 田口(与)、田窪(名)
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