優勝したい！一致団結した読谷ボーイズが逆転勝ちで見事優勝！

2015-12-15

決勝戦

「普通ならスクイズで点を奪いに行く場面。でもこの大会は育成会。最初から大きいのを打ちにいけと決めていました。」とは読谷ボーイズ（以下読谷）大城監督。

6回、2対2の同点で迎えた無死三塁の場面。相手の安仁屋ヤングスピリッツ（以下安仁屋）は、今年度の育成会のこれまでの大会全てを制している強豪チーム。是が非でも1点を奪いたいと思うところだが、読谷に迷いは無かった。

試合は3回、安仁屋が深川蓮と福原琉友の連打でチャンスを作ると内野ゴロの間にまず1点。さらに前里武久仁のライト前タイムリーで2点を先制した。

すると読谷は4回、一死二塁から6番池原義人がレフトへ大きな二塁打を放ち1点を返すと、宮城滝太がライト前へ運び同点に追い付いた。

そして6回、先頭の4番国吉晏志にライトを襲う三塁打が生まれると続く比嘉晃誠が「ベンチも僕らも気持ちが一致。

なら、大きなフライを打ってやろうと。」思ってたところにおあつらえ向きのストレートが低めに来た。振り抜いた打球はセンター奥まで届く十分な犠牲フライとなり、三塁から逆転の走者が生還した。

投げては2番手としてマウンドを預かった宮城が要所を締めるピッチングで安仁屋打線を封じて読谷が逆転勝ちで優勝を果たした。

準決勝

読谷が初回、宇根玲雄の二塁打をきっかけに一・三塁とするも後続を絶たれると、ＡＬＬ浦添Ａも6回、一死から安里龍征に長打が生まれるが得点までには至らず。そんな両軍の守りが光る互角の展開だったが、最後は読谷がサヨナラ勝ちで決勝へと進出した。

準決勝

安仁屋は2回、ヒットと死球で一・三塁として8番親川奨人以下二者連続となるタイムリーが出て先制。さらに3回、4番福原琉友と金城怜於の連続二塁打で1点を加えた。準々決勝で1イニング10得点を挙げたやんばるスラッガーズだったが、この試合は安仁屋の投手陣の前に三塁を踏めなかった。