ステルス小禄が初の県制覇
第130回 秋季軟式野球中央大会 (成年の部)
2015-12-15
チームを結成して2年間で3度目の県大会出場となったステルス小禄が、嬉しい初優勝を決めた。序盤はともにチャンスを活かせなかった両チームだったが、ステルス小禄が3回裏にチャンスをものにした。
この回先頭の9番松岡のセフティバントが相手野手のミスを呼び、松岡は一気に二塁へ。無死二塁のチャンス。
ここで打順はトップの平良忍。ステルス小禄ベンチは2球目までランナーを送るカタチをみせたが、3球目にバスターエンドランを敢行。これが見事に決まり、打球はライト前へ。二塁から松岡がホームに還り、先取点を奪った。
さらに送りバントと暴投で一死三塁とすると、ここでもヒットエンドランのサイン。3番上地が確実に転がして2点目のホームインとなった。
この2点をステルス小禄が守り切った。
先発した松田が、総合葬祭那覇40打線にヒット5本を許すも散発に抑え、得点を与えなかった。
ステルス小禄は20代の頃にC級、B級での県大会制覇、西日本大会2部優勝の実績を持つ。メンバーは昭和47年生まれの同級生がほとんど。
33歳の頃、いったんチームとしての活動は停止したが、メンバーが40代になったのを機にチームを復活させ、昨年の春より那覇支部の成年の部に出場している。
毎週土日に練習や試合を重ね、「ようやく皆の体が動くようになった」(松田主将)チームは、2年目の今年、夏、秋と連続して那覇支部を制し、今回、県の頂点に立った。
監督は、78歳の松田康永。チーム復活とともに再び監督に招き入れられた。かつての沖縄で社会人野球が人気絶大な時代の名選手で、大リーグのデトロイト・タイガースとの試合に出場した沖縄の選手、リュウキュウボーイズと呼ばれた4人のうちの一人。今も野球をこよなく愛し、チームの練習にも欠かさず顔を出す。
「監督のためにも優勝したかった」と話した松田主将。決勝のマウンドで見事、完封で優勝を飾り、監督を喜ばせた。
決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
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総合葬祭那覇 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ステルス小禄 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 2 |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
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総合葬祭那覇 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 7 |
大知建設 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
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ファミリー与那覇 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ステルス小禄 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | x | 2 |