沖縄電力が圧勝で決勝を制し優勝

第23回RBC杯争奪硬式野球大会

2015-11-15

県内の社会人、大学、9チームが出場した第23回RBC杯争奪硬式野球大会が10月24日、25日の両日、開催され、沖縄電力が決勝で名桜大を8対1で下し優勝した。

決勝

沖縄電力が、ビッグ開発BBC、てるクリニックを破って決勝に勝ち進んだ名桜大に圧勝。大会2連覇を飾った。

二つのクラブチームを接戦で下し決勝に名乗り出た名桜大は、1回表、沖電の先発・伊波伸彰の立ち上がりを攻めた。2死から3番桑江、4番玉城が連続二塁打を放ち1点を先制。クラブチームを相次いで破った勢いは続くかと思われた。

しかし、その裏、沖電がすぐさま逆転した。一死後、2番渡慶次、3番金城長が連続安打。4番大城は倒れたものの、名桜大先発の園田から連続四死球を得て、押し出しで同点に追い付く。

そして7番與古田が右前にはじき返し、二者を迎い入れ、3対1と逆転した。2回にも1点を追加した沖電は5回表、4番大城の適時打と5番狩俣達の犠牲フライで2点を加えると、6番田場がとどめとなる一発をレフトスタンド後方のネットに突き刺した。

先制した名桜大だったが、2回以降は沖電伊波伸に散発3安打に抑えられ得点することができず、7回コールドで勝負は決した。

10月に就任した古謝景義監督は初陣となる今大会、選手兼任で出場。5回裏に代打で登場し現役最後の打席で右前安打を放った。現役引退とともに監督に就任した34歳の新監督は、「選手と年齢が近いので、対話を重視して自分の考えも伝え、選手個々の能力を引き出すことができれば強いチームがつくれると思う」と意気込みを語った。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
名桜大1 0 0 0 0 0 0 1
沖縄電力3 1 0 0 4 0 x 8
(名) 園田、花里―竹之内、喜屋武
(沖) 伊波伸、狩俣穂―宮里、古謝
本塁打 : 田場(沖)
ニ塁打 : 桑江、玉城(名)
殊勲賞 : 伊波 伸彰(沖)
敢闘賞 : 中村 洸太(名)
首位打者賞 : 與古田 光治(沖)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大会結果:沖縄電力が圧勝で決勝を制し優勝 トップに戻る