琉球ベースボールクラブ（Ａパート）、ＰＨＯＥＮＩＸ（Ｂパート）が優勝

2015-11-15

Ａパート決勝戦

両チームで28本のヒットが飛び交う乱打戦を琉球ＢＢＣが制した。琉球ＢＢＣは、一回表に、4番新城の2点本塁打などで4点を先制。

しかし糸満ＯＢは、その裏、2死から3番渡嘉敷正宣が二塁打を放つと4者連続ヒットで3点を奪い、さらに7番宮国の2点本塁打で5対4と逆転。

琉球ＢＢＣも、2回表に5番照喜名の適時打で同点に追い付くが、糸満ＯＢは3回裏に1点、4回裏には5本のヒットを集中させ4点を奪い、10対5とリードを広げる。だが琉球ＢＢＣが、5回表、打者15人、本塁打を含むヒット5本に4つの四死球をからめ、相手ミスもあり、1イニング10点を奪い、逆に5点のリードを奪った。

だが、その後も点の取り合いは続く。5回裏に糸満ＯＢが2点を返すと、琉球ＢＢＣも、6回表に相手投手の乱れで得たチャンスを活かし4点を追加。

7点差を追う糸満ＯＢもあきらめない。その裏、5本の長打が飛び出し5得点、2点差に迫った。しかし、点の取り合いもここまで。

最終回は、ともに無得点で、19対17で琉球ＢＢＣが勝利した。

Ｂパート　決勝戦

序盤で大きくリードを奪ったＰＨＯＥＮＩＸが圧勝した。ＰＨＯＥＮＩＸは、初回表、先頭の知念が死球で出塁、2番新垣も左前安打で続き、盗塁もからめ無死二、三塁と先制のチャンス。

しかし続く3番大城の三塁ライナーで二塁走者が戻れず併殺で二死に。チャンスは潰えたかと思われたたが、ここから怒涛の攻撃をみせた。

4番神山が左前安打を放ち、三塁走者が還り先制。すると打線が火を噴く。

5番宮城、6番平良、7番上原、8番安里、9番宇久と6連続安打。二死から5点を得点する集中打。

こうなるとＰＨＯＥＮＩＸ打線の勢いは止まらない。2回、3回、4回と長打攻勢で得点を重ねて、合計18安打で12得点を奪った。

投げても先発宇久が6本の安打を許すも要所を抑えて1失点完投。投打がかみ合ったＰＨＯＥＮＩＸが完勝した。