沖縄大学が77季(38年)ぶり3度目の優勝!!

第94回九州地区大学野球選手権大会決勝トーナメント

2015-11-15

10月9日より、宮﨑県で開催された第94回九州地区大学野球選手権大会決勝トーナメントの決勝で沖縄大が日本文理大を6対2で破り、77季(38年)ぶり3度目の優勝を遂げた。優勝した沖縄大学は、準優勝の日本文理大学、3位の近畿大学産業理工学部とともに明治神宮大会の予選となる第22回九州大学野球選手権大会に出場した。

決勝

2点を先行され、追う展開となった沖縄大だったが、中盤に追い付き、終盤8回に集中打で突き放し、優勝を決めた。

序盤、沖縄大にとって嫌な流れだった。1回表、一死二、三塁とするも無得点。2回表も二死満塁と攻めるが得点できない。連続してチャンスを逃した2回裏、日本文理大にあっさりと得点を奪われる。

この回の先頭打者をエラーで出塁させると一死後、三塁打を打たれ先制点を献上。さらに次打者にもタイムリーを浴び2点目を失う。

嫌な流れは続き、3回、4回も沖縄大は得点圏に走者を進めるも、あと一本がでない。ここまで8残塁で無得点。

そんな流れを変えることができたのが、先発の山城修人だった。3回以降は粘りの投球で得点を与えない。4回には連続死球と暴投で自らが招いたピンチも無失点で乗り切った。

すると6回表、ようやく味方にタイムリーが出る。2本のヒットなどで築いた一死二、三塁のチャンスで、9番金城がセンターへはじき返した。2者が還り、同点に追い付いた。

そして、7回裏のピンチを防いだ沖縄大は8回表に怒涛の攻撃をみせる。ヒットで出塁した、この回先頭の8番亀川を二塁に送ると、1番幸地から4番平良まで、4者連続ヒット。一気に4点を奪い勝負を決定付けた。

沖縄大は1977年の春以来、77季ぶり、38年の時を置いて九州地区リーグの王者の座についた。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
沖縄大 0 0 0 0 0 2 0 4 0 6
日本文理大0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
(沖) 大城-金村
(日) 榮―宅間
三塁打 : 高橋(日)
ニ塁打 : 幸地(沖)
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