総合葬祭那覇が2年ぶりの優勝。西日本大会へ出場!

第130回秋季軟式野球大会中央大会(A級の部)

2015-10-15

軟式野球A級の決勝が9月27日、金武町ベースボールスタジアムで行われ、総合葬祭那覇(那覇)が匠建(南部)を7対2で破り、優勝した。優勝した総合葬祭那覇は、11月13日から鹿児島県で開催される第19回西日本軟式野球選手権大会に出場する。

「6回表に8番宮城がエンドランを決めて2点取れたのが効いた」と金盛勝文監督。2点リードで迎えた6回表、総合葬祭は足をからめた攻撃で貴重な追加点をあげ、匠建を突き放した。一死から6番玉城がライト前ヒットで出塁。

続く7番仲田がヒットエンドランを見事に決めセンター前に運ぶと一塁走者の玉城は三塁を陥れた。

さらに仲田は二盗を決め、一死二、三塁とチャンスを築く。打席には8番宮城教鋼。2ストライク1ボールからヒットエンドランのサインが出る。

追い込まれたカウントだったが、宮城がうまくセンター前にころがし、2人の走者が生還。4対0とリードを広げた。

宮城教鋼は、39歳のベテラン捕手。レギュラーの座を若手に譲っていたものの正捕手が地区予選で負傷、県大会で再びマスクを被ることとなった。

ベテランらしく、きっちりと仕事を果たし、チームの勝利を大きく引き寄せた。

総合葬祭は、7回にも4番與座、5番崎浜の連続タイムリーで2点を加え、勝利を確実なものとした。エースの斎藤は7回に二つの四死球でピンチを招き、2点を失ったが、8回、9回を3人でかたづけた。

金盛監督は「会社の協力、家族の協力で野球をできる環境を整えてもらっている。優勝することで恩返しすることができて良かった」と2年ぶりの優勝を喜んだ。

11月に開催される西日本大会へ向けては「本土のチームはいいチームが多く、なかなか上位進出は難しいが、いい成績が残せるように練習して、いい結果を残したい。お世話になった方に少しでも恩返ししたい」と攻撃的な野球で上位進出を目指す。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
総合葬祭那覇0 0 0 1 1 2 2 0 1 7
匠建0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
(総) 斎藤―宮城教
(匠) 樺島、金城拓―金城薫
三塁打 : 斎藤、玉城(総)、金城薫(匠)
ニ塁打 : 宮城浩、宮里、宮城教(総)、津嘉山、金城貞(匠)
殊勲賞 : 宮城教鋼(総)
敢闘賞 : 金城拓也(匠)
打撃賞1位 : 金城薫(匠)
打撃賞2位 : 津嘉山朝一(匠)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
匠建1 0 0 0 0 0 0 0 5 6
アイランドブラザーズ0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
(匠) 金城拓-金城薫
(ア) (ア) 新川、下地、安里―山城
ニ塁打 : 長尾、金城薫、津嘉山2、松村(匠)、上原(ア)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
西原タイル商会0 0 0 0 0 0 0 0
総合葬祭那覇2 1 2 1 1 0 x 7
(西) 石川、當銘、徳田―西新屋
(総) 兼城―宮城教
ニ塁打 : 西新屋、山田(西)、兼城(総)

一回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
アイランドブラザーズ0 0 1 0 4 1 0 0 0 6
くんじゃんSpirits0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

一回戦

 1 2 3 4 5 6 7 8 9
西原タイル商会3 0 0 1 0 0 0 1 0 5
ゆいまーる0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
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