うるま東ボーイズが5年ぶりの2度目の優勝

第15回ボーイズリーグ秋季沖縄県大会

2015-10-15

第15回ボーイズリーグ秋季沖縄県大会の決勝が9月13日、具志川球場で行われた。決勝はうるま東ボーイズと北谷ボーイズの対戦となり、うるま東が吉里、三木のノーヒットリレーで北谷を封じ、5対0で勝利、5年ぶり2度目の優勝を遂げた。うるま東と北谷ボーイズは10月31日から福岡県で開催される九州大会に出場する。

初戦、準決勝とコールドゲームで勝ち上がってきたうるま東が決勝も快勝した。

今大会を振り返り「ピッチャーを中心に守りがしっかりしていた。我慢して中盤、終盤に集中打で得点をあげることができた」と大野倫監督が話すチームは、決勝でもそのチームカラーを発揮した。

初回表、4番新垣が先制タイムリーを放ち、1点を先取。2回以降は均衡状態が続いたが、5回表、うるま東に集中打が出る。

ヒットで出塁した先頭打者が二盗に失敗、いやなムードになりそう中、キャプテンの1番知念がライトの頭上を越える三塁打を放ち、その雰囲気を振り払う。すると打線に火がつく。

2番吉里、3番小谷、4番新垣、5番三木と5連続ヒット。見事な集中打で3点を奪い、北谷ボーイズを突き放した。うるま東は、投手陣も万全だった。

先発の吉里が5イニングを投げ無安打無失点、つないだ三木も2イニングを無安打に抑え、2投手によるリレーでノーヒットノーランを達成した。うるま東は大会3試合で2失点。堅い守りとたたみ掛ける攻撃で5年ぶりの頂点に立った。