琉球ベースボールクラブが3大会連続優勝
第22回沖縄県還暦軟式野球大会
2015-09-15
60歳以上のプレーヤーが参加して行なわれる還暦軟式野球大会の最終日が8月29日、豊見城市の与根球場で行なわれた。29チームが参加して行なわれた大会は、琉球ベースボールクラブとPHOENIXが決勝に駒を進めた。決勝では、初回に一挙5点を奪った琉球ベースボールクラブがそのまま逃げ切り、3大会連続で優勝を飾った。
決勝
琉球ベースボールクラブが初回に一気にたたみかけた。1回表、琉球ベースボールクラブは、先頭から2者連続の死球を得て無死一、二塁とすると、一死後4番金城秀男が左中間を破る大きな一打。2者が生還し、いきなり2点を先制した。
さらに二死後、四球を挟んで7番金城敏彦がレフトへタイムリー二塁打。続く8番仲原もライトを襲う安打を放ち2点を追加。いきなりの先制攻撃で5点を奪い、有利な展開へと持ち込んだ。初回から味方の援護で5点のリードをもらった琉球ベースボールクラブの先発・宮里は緩急おりまぜる投球。準決勝までの4試合で43得点という強打のPHOENIX打線を翻弄。6回を投げ、4安打2失点(自責点1)と好投した。
年に2回開催される還暦野球大会。琉球ベースボールクラブは、3大会連続、5度目の優勝を飾った。主将の當間幸栄は「皆が持ち場、持ち場をしっかりと務めた。
うちのチームの持ち味のチャンスにたたみ掛ける野球が大会を通じて発揮できた。」と優勝を振り返った。
春の大会の優勝で10月に行われる九州大会への出場も決まっている。昨年の九州大会では2回戦で抽選負け。今年は沖縄県勢がまだ成し得てしない初の九州制覇を目指す。
決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
琉球ベースボールクラブ | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 8 |
PHOENIX | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
(琉) 宮里、上田―城間
(P) 安里、宇久―神山
ニ塁打 : 金城秀、金城敏、仲宗根、城間(琉)
殊勲賞 | 宮里正信(琉球BBC) |
敢闘賞 | 宇久一男(PHOENIX) |
打撃賞1位 | 知念勲(PHOENIX) |
打撃賞2位 | 仲原英隆(琉球BBC) |
準決勝
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オールウェーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
琉球ベースボールクラブ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 3 |
(オ) 宮平、嘉手苅―普久原
(琉) 上間―仲原
三塁打 : 當間(琉)
ニ塁打 : 金城秀2(琉)
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PHOENIX | 1 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 9 |
名護ベースボールクラブ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
(P) 宇久、安里―神山
(名) 松田、大城秀、大城衛―与那嶺
本塁打 : 神谷(名)
三塁打 : 松田(名)
ニ塁打 : 与那嶺(名)、大城、神山、城間、安里、嘉手納(P)