浦添ボーイズが、ジャイアンツカップ出場権を獲得

第9回全日本中学野球選手権予選沖縄県大会

2015-08-15

第9回全日本中学野球選手権ジャイアンツカップ出場を懸けた県予選の決勝が浦添市民球場にて行われ、浦添ボーイズが勝ち抜き、見事初出場を決めた。

試合は2回裏、二死三塁とすると8番謝花がセンター前へのクリーンヒットを放ち浦添ボーイズ(以下浦添)が先制する。

さらに浦添は3回、一死から棚原が四球を選ぶと犠打で送り、4番山川が左中間センター寄りへ運ぶタイムリーでまず1点。つづく平田の打球はグングン伸び、ライトの頭上越えるタイムリー二塁打。

さらち前里も右中間へのタイムリーと、浦添の中軸による三者連続タイムリーが飛び出し、この回一気に3点を奪った。

読谷ボーイズ(以下読谷)は5回、ヒットと四球で無死一・二塁と下位でチャンスを生み上位へと回す理想的な展開も、犠打がキャッチャーへのファールフライ。

さらに飛び出した二塁走者が戻れず併殺。4回にも無死一塁からの強攻策がショートへの併殺となるなど、浦添先発の平田を追い込みながら、あと一歩というところで詰め寄ることが出来ない。

すると浦添は6回裏、二死一・三塁として1番大山の当たりはピッチャー強襲の内野安打。三塁走者が生還し大きな5点目をボードに刻んだ。

読谷は最終回、二死三塁から1点を挙げる粘りを見せたがここまで。浦添が、ジャイアンツカップ嬉しい初出場を決めた。

※お詫び
6月号のボーイズリーグ選手権大会の記事中に、優勝した豊見城ボーイズがジャイアンツカップ出場とありますが、今大会の優勝チームがジャイアンツカップへの出場となります。訂正してお詫び申し上げます。

浦添ボーイズ親富祖監督

「昨年のチームと比べるとそこまで"柱"と呼べる選手はいないがその分、全員が主役となって戦うことが出来た。南風原ボーイズ戦での延長12回を制したことで、子供たちの目の色が変わった。あの戦いを制したことが、今日の結果に繋がりました。」

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
読谷0 0 0 0 0 0 1 1
浦添0 1 3 0 0 1 x 5
(読) 比嘉良、高嶺、幸喜ー池原
(浦) 平田、大山、赤嶺、平田ー翁長
ニ塁打 : 平田(浦)国吉(読)

個人賞

最優秀選手賞:宮平(浦添)

殊勲賞:前里(浦添)

敢闘賞:與久田(読谷)

優秀選手賞(ベスト4から6名選出)

平田、大山、山川(浦添)

幸喜(読谷)田港(豊見城)島(北谷)

決勝トーナメント1回戦

浦添ボーイズ 5-1 豊見城ボーイズ

読谷ボーイズ 5-0 北谷ボーイズ

予選リーグAブロック

読谷ボーイズ 2勝0敗

うるま東ボーイズ 1勝1敗

大矢BBC 0勝2敗

予選リーグBブロック

北谷ボーイズ 2勝0敗

安仁屋ヤングスピリッツ 1勝1敗

那覇ボーイズ 0勝2敗

予選リーグCブロック

浦添ボーイズ 2勝0敗

南風原ボーイズ 1勝1敗

那覇国際ポニーズ 0勝2敗

予選リーグDブロック

豊見城ボーイズ 2勝0敗

うるまボーイズ 1勝1敗

浦添中央ボーイズ 0勝2敗

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