宜野湾中学が、2ケタ得点で初勝利!

第67回沖縄県中学校野球選手権大会

2015-08-15

第67回沖縄県中学校野球選手権大会の決勝戦は7月24日に沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われ、序盤にリードを奪った宜野湾が10-3で北を破って初優勝を飾った。優勝した宜野湾と準優勝の北は、8月7~9日に宮崎県で開かれる九州大会に出場する。

決勝

宜野湾が、一回表に5本の安打を集中させ4点を奪う先制攻撃、さらに5回表にも大量5点を奪うなど、10得点をあげ、北を突き放した。

宜野湾は、一回表一死から2番仲村匠がセンター前に安打を放ち出塁すると、続く3番末吉椋、4番遠矢がレフトへ連続二塁打。瞬く間に2点を挙げた。

なおも攻撃は続き、四球を挟んだ二死後、7番照喜名の内野安打で満塁とチャンスを広げる。暴投で1点を得たあと、8番比嘉良がセンター前にはじき返し、さらに1点を追加。試合早々にいきなり4点を奪った。

その裏、北は、3番宇座が三塁打を放ち暴投で還り1点を返したが、3回表に大きく突き放された。宜野湾は、3回表一死満塁から押し出しで5点目を上げ、なお続く満塁のチャンスに1番真壁究が左中間を突破する走者一掃の三塁打を放ち、9対1と一気にリードを広げた。

大きく離された北も諦めずに10本の安打を放つなど、毎回のように塁上を賑わすが、要所要所を抑えられ、5回裏に6番仲宗根純のタイムリー二塁打で2点を返すに留まった。

2回から登板した宜野湾のエースナンバー野末は、安打を許すもピンチの場面ではギアが一段上がる気迫のピッチングを見せた。

準決勝の金武戦でピンチを乗り越えたことが決勝での自信につながった。12安打10得点の打線は、「練習で頑張って打ててきているので、選手を信じてあえて打たせた」と話す宮川龍寛監督の期待に応えた。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
宜野湾4 0 5 0 2 0 0 11
1 0 0 0 2 0 0 3
(宜) 末吉、野末―遠矢
(北) 下地辰、松川、下地大、仲宗根-佐和田
三塁打 : 真壁、湧川(宜)、宇座(北)
ニ塁打 : 末吉、遠矢(宜)、仲宗根(北)
殊勲賞 : 野末琉斗(宜)
敢闘賞 : 仲宗根純平(北)
打撃賞1位 : 真壁究人(宜)
打撃賞2位 : 遠失大雅(宜)
打撃賞3位 : 仲宗根純平(北)

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
中城0 0 0 0 0 0 0 0
2 0 0 0 0 0 x 2
(中) (中)時田―宮良
(北) (北)仲宗根-佐和田
ニ塁打 : 宮里(中

準決勝

 1 2 3 4 5 6 7
宜野湾0 0 5 0 0 0 0 5
大浜0 0 0 0 0 0 0 0
(宜) 野末、末吉―遠矢
(大) 川原、熊谷―田里、前津
三塁打 : 野末(宜)
ニ塁打 : 末吉(宜)
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