与那原マリンズが大里シャークスを僅差で破り初優勝

第20 回南部支部学童軟式野球選手権交流大会

2015-08-15

第20 回南部支部学童軟式野球選手権交流大会の決勝が7月11日・西崎野球場で行なわれた。投手戦となった決勝は、与那原マリンズが大里シャークスを1対0で下し、初優勝を飾った。優勝した与那原マリンズは、11月に沖縄県内で開催される第13回王貞治杯九州学童軟式野球大会に出場する。

南部地区Aブロックに所属するチーム同士の対戦となった決勝戦。両チームは先に行なわれたおきでん杯の地区予選の決勝でも顔を会わせ、その際に、大里シャークスに3対0で敗れた与那原マリンズがリベンジを果し、優勝を決めた。

決勝は、与那原マリンズ・嘉数歩と大里シャークス・崎山博音、両チームの先発投手が好投し、1点を争う投手戦となった。

与那原マリンズが、試合を決めた貴重な1点を上げたのは4回裏。一死から4番城間理希が、この試合2本目の安打をレフト前に放つとベンチは迷わず送りバントで2塁に進めた。

これが、功を奏す。6番仲里陽人が一塁へ内野安打、さらにこの当たりが野手の送球ミスを誘い、2塁走者の城間が3塁をまわり一気に本塁を駆け抜けた。

この得点が決勝点となった。町田元利監督が「いいところで打ってくれる」と全幅の信頼を寄せる4番打者は、この試合も2安打でチームを引っ張った。

投げては、「安定した普段通りのピッチング」(町田監督)という先発嘉数が6回までノーヒットに抑える好投。

7回に先頭打者に安打を打たれ、大記録は逃したが、1安打完封した。与那原マリンズは準決勝の兼城パイレーツ戦では2対0の劣勢を7回裏に3点を奪い逆点サヨナラ勝ち。

おきでん杯の地区予選でも7回二死から2点差をひっくり返したゲームがあったといい、「最後まであきらめないチーム」と町田監督もナインに一目置く。守備が安定しているというチームは、決勝もノーエラー。1点を守りきった。

決勝

 1 2 3 4 5 6 7
大里シャークス0 0 0 0 0 0 0 0
与那原マリンズ0 0 0 1 0 0 x 1
(大) 崎山―新垣
(与) 嘉数―仲里
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