3試合で24得点！圧倒的な破壊力を見せた浦添商が2年連続で優勝！

2015-06-01

浦添商は初回、準決勝で満塁弾を放った先頭の前原亘輝が、この試合でもいきなり二塁打を放つと犠打で進めて、3番古堅宗磨がキッチリと犠牲フライを放ち先制した。

3回にもツーアウトから同じく前原と古堅で1点を刻むと、9回には4番宮城清主に1本が出るなど、5安打を集めて大量4点を奪い試合を決した。

先発としてマウンドに立った右のサイドスロー大城勇人が、味方の送球を受けて退場するというハプニングがあったが、二人の投手の粘り強いピッチングが、終盤の打線の爆発を呼び込んだとも言えよう。

準決勝で八重山商工を完封したエース天久太翔といい、選手層の厚さを見せた浦添商が2年連続8度目の大会を制した。目指すは来る夏の、全国高校野球選手権沖縄県大会での3年振りの優勝、そして聖地への帰還だ。

敗れはしたものの、1998年以来となる優勝に手を掛け、準決勝の中部商戦と浦添商戦でもタイムリーを放ち、敢闘賞を受賞した真銅泰良ら今後が楽しみな選手が多く見られた那覇商の健闘振りも光った大会だった。