これが全国で戦ってきた真の力!豊見城ボーイズが秋春夏の完全制覇!

第46回日本少年野球ボーイズリーグ選手権沖縄県大会決勝戦

2015-06-01

5月16日から行われた日本少年野球ボーイズリーグ選手権沖縄県大会は31日、浦添市民球場にて決勝戦が行われ、豊見城ボーイズが北谷ボーイズを下して優勝を成し遂げた。豊見城ボーイズは全国大会とジャイアンツカップへ、準優勝の北谷ボーイズはホークスカップへそれぞれ派遣される。

これが全国で2勝したチームの力だ!昨年の秋と、今年初めの春に続き、豊見城ボーイズが夏の選手権沖縄県大会でも、圧倒的な差を見せつける貫禄の優勝で見事三冠を成し遂げた。

春のボーイズ全国大会で、ベスト8を前にして敗れた豊見城ボーイズだったが、その豊見城を破った鯖江ボーイズは、優勝した枚方ボーイズと戦い2点差というほぼ互角の力を有していた。

もう一段、自分たちの力を上げれば全国の頂点を狙える!そう肌で感じたナインたちは、より一層、練習にも身が入っていたに違いない。

その証拠が、決勝戦までの19イニングで20得点を奪ったこの大会だ。

初回、豊見城ボーイズはツーアウトから四球、内野安打で出塁。

各打者の存在感と威圧感が、相手にジワリジワリとプレッシャーをかけると、エラーを誘発して満塁。

その後、一塁への牽制が悪送球となると、三塁走者に続きなんと二塁走者までもが一気に生還した。

さらに6番具志堅柊輝の内野安打のタイムリーで3点をボードに刻むと2回には、1番大城佑斗と田港永貴の連続二塁打が飛び出して1点を加え、さらに3回にも2点を挙げ序盤で大量6点。

投げては、島袋洋奨(ソフトバンク)にそっくりのダイナミックなフォームから、力強い球を放る左腕島袋琢也が5回まで相手をゼロに抑える力投を見せる。

このままでは終われない北谷ボーイズは6回、二死二塁から大城碧生と島祐樹の連続二塁打で2点を返したがここまで。

7回のマウンドに上った右腕島袋雄介が三者凡退でピシャリと締めると、マウンドになだれ込むナインの、歓喜の渦が出来上がった。

「日頃の練習はもちろん、物を大事にすることや整理整頓など、私の指導が厳しいなぁと思う選手がいるかも知れないが、それがこの優勝に繋がったのだなと、感じてくれたでしょう。

」(嘉数監督)。

心技体で今なお、成長を続ける豊見城ボーイズの、全国制覇の挑戦に期待が高まる決勝戦であった。

豊見城ボーイズ嘉数敬監督

「平均より上の選手が今年は揃ったことで、一人が不調で打てなくても誰かがカバー出来る打線になった。

投手陣も仙台戦で島袋琢也が完投、山梨戦で島袋雄介が完封。

鯖江戦で先発した金城武玄を加えた3本の柱がいる。

全国大会やジャイアンツカップで、是非頂点を狙いたいと思います。」

1回戦の結果

浦添ボーイズ 12-1 南風原ボーイズ

準々決勝

浦添ボーイズ 4-1 うるまボーイズ
浦添中央ボーイズ 0-7 豊見城ボーイズ
読谷ボーイズ3-1 那覇ボーイズ
北谷ボーイズ 8-7 うるま東ボーイズ

浦添ボーイズ1-6豊見城ボーイズ
読谷ボーイズ2-3北谷ボーイズ

決勝戦

 1 2 3 4 5 6 7
豊見城ボーイズ3 1 2 0 0 0 0 6
北谷ボーイズ0 0 0 0 0 2 0 2
(豊) 島袋琢、島袋雄ー池間
(北) 島、徳里、仲地令、渡口ー比嘉
ニ塁打 : 大城、兼次(北)大城、田港(豊)
最優秀選手賞 : 具志堅柊輝(豊)
殊勲賞 : 島袋雄介(豊)
敢闘賞 : 仲地礼亜(北)

3位決定戦

 1 2 3 4 5 6 7
浦添ボーイズ0 0 0 0 0 0 0 0
読谷ボーイズ2 0 0 0 0 0 0 2
(浦) 宮城、與古田ー池間
(読) 赤嶺、宮平ー翁長
ニ塁打 : 大山、翁長(読)
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