10年振りの歓喜!僅差を制した読谷ボーイズが豊見城ボーイズを下し頂点に

第11回ボーイズリーグ九州選抜沖縄県大会決勝戦

2015-04-15

ミズノ旗争奪日本少年野球ボーイズリーグ九州選抜への出場権を争う沖縄県大会は4月5日、読谷村平和の森球場にて決勝戦が行われ、読谷ボーイズが豊見城ボーイズを1対0で下し見事優勝した。

「新チームになって初めての試合がコールド負け、そんな弱いチームでした。」とは主将の幸喜健太朗。そのチームが徐々に力をつけ始めて、昨年冬に行われた沖縄大会で福岡ボーイズに敗れたものの、堂々の準優勝。だが、「春は一回戦負け。でもそれが彼らの中での、今大会での勝つぞ!という強いモチベーションのきっかけになったとは思います。」と、大城護監督は語った。

試合は読谷ボーイズ宮城滝太と豊見城ボーイズ島袋雄介の投手戦で、3回まで互いに一歩も引かない展開。だが、4回頭から投手制限ルールのために降板した宮城に代わってマウンドに上がった比嘉良天が、「凄く緊張したけど、バックが盛り立ててくれた。」と、対峙したクリーンアップを三者凡退に斬って戻ると、「気持ちだぞ!」と、激励した大城監督の思いにナインが応える。4回表、一死から4番又吉李樹が左中間へ二塁打を放つと、続く金城大輝がMVPを決定づける価千金のタイムリーをセンター前へ運び貴重な1点をボードに刻んだ。そのリードを比嘉良が最後まで守り抜く。「宮城はストレート、比嘉良は変化球が良かったのでそれを軸にインコースを上手く使って詰まらせる」(池原義人捕手)という作戦が功を奏し、県内無敗ロードを突っ走っていた豊見城ボーイズ打線を沈黙させることに成功。7回裏も危なげなく終えた読谷ボーイズが、実に10年振りの優勝を、彼らの地元である読谷平和の森野球場で飾った。

決勝戦

 1 2 3 4 5 6 7
豊見城ボーイズ0 0 0 0 0 0 0 0
読谷ボーイズ0 0 0 1 0 0 x 1
(豊) 島袋雄-池間
(読) 宮城、比嘉良-池原
ニ塁打 : 又吉(読)

準決勝

読谷ボーイズ 4-1 北谷ボーイズ

豊見城ボーイズ 5-3 浦添ボーイズ

準々決勝

読谷ボーイズ 9-2 浦添中央ボーイズ

豊見城ボーイズ 3-0 南風原ボーイズ

北谷ボーイズ 7-1 那覇ボーイズ

浦添ボーイズ 3-2 うるまボーイズ

一回戦

読谷ボーイズ 3-2 うるま東ボーイズ

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