恐怖の昇り竜(琉)打線!琉球ベースボールクラブが昨年夏季に続く連覇を達成!

第21回沖縄県還暦野球軟式野球大会

2015-04-15

還暦野球決勝戦が3月23日、具志川球場にて行われ、初出場ながら決勝へ進んだオールウェイズを琉球ベースボールクラブが大差で下し、見事二連覇を成し遂げた。

もう、どうにも止まらない!

初戦から二桁得点をマークし続ける琉球ベースボールクラブ(以下琉球)の打線は、決勝の舞台へ進んできたオールウェイズの投手陣さえ物ともせず、24安打を集め18得点で圧勝。昨年夏季の第20回大会に続く連覇を達成した。

先制された琉球はその裏、走者1人を置いて仲原英隆がライト線を破る2ランホームランで逆転すると、6番金城敏彦にも3ランホームランが飛び出す。さらに佐久川正和、當間幸栄の連続三塁打が出ると、9番上間勲もキッチリとタイムリーを放ち、このイニングだけで7点を奪った。琉球3回、金城がこの日2本目となるホームランを放つなど、一つの死球を挟む7連打を集めて6点を加える。金城は6回にも三塁打をマークし、見事打撃賞1位を獲得した。

初出場ながら見事決勝へと進んだオールウェイズの攻撃も立派だった。初回、先頭打者の末吉義良がライト線へ二塁打を放つと、2番船越暁の一塁線へのヒットで末吉が生還し先制。4回には5、6番の連続ヒットでチャンスを作ると、吉長盛信に2点タイムリーの三塁打が生まれる。さらに8番普久原朝啓にも、2ランホームランが飛び出し、4連打で4点を返すなど追いすがったが、琉球打線の方が一枚も二枚も上手だった。

優勝した琉球BBCと準優勝のオールウェイズは、10月から宮崎県延岡市で行われる第15回九州還暦軟式野球大会へ出場する。

琉球BBC當間幸栄主将

「新メンバー(59~60歳)が多数入部してきてチーム内が活性化したのが勝因。打撃練習ではセンター返しから右打ちを徹底しており、自信があった。そのやってきたことが出た大会でもあった。」

MVPの仲原英隆選手

「還暦野球初出場でMVPはちょっとびっくり。だけどエースがケガで投げられない事態だったのでどんなところでも行くつもりだった(全5試合に登板)。スライダーのキレが良く、それで組み立てていったのが良かった。」

決勝戦

 1 2 3 4 5 6 7
オールウェイズ1 1 0 4 0 0 2 8
琉球ベースボールクラブ7 1 6 2 0 2 x 18
(オ) 馬上、伊波、船越ー普久原
(琉) 宮里、仲原、上間ー城間
本塁打 : 金城×2、仲原(琉)普久原(オ)
三塁打 : 佐久川、當間、金城(琉)吉長、吉平(オ)
殊勲賞 : 仲原英隆(琉)
敢闘賞 : 宮平光雄(オ)
打撃賞1位 : 金城敏彦(琉)
打撃賞2位 : 新城常時(琉)

準決勝

琉球BBC 18-1 石川アニマルズ

オールウェイズ 16-5 名護BBC

準々決勝

琉球BBC 14-11 PHOENIX

石川アニマルズ 13-9 宜野座がらまんクラブ

オールウェイズ 15-11 沖縄徳洲会野球クラブ

名護BBC 18-13 コザBBC

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