南ファイターズ(低学年の部)、下地Jr(Jrの部)が優勝

第8回軟式学童野球 津嘉山荘ジュニアカップ大会(宮古島)

2015-03-14

2月7、8日の両日、宮古島市下地小学校のグランドで低学年を対象とした津嘉山荘ジュニアカップ大会が開催された。今大会で8回目を迎えた本大会は、近年では低学年の部のデビュー戦と位置づけされた大会となり、ますます活気にあふれた大会となってきた。今回も、宮古島でキャンプ中のオリックスバッフィローから平野恵一内野手をはじめ7名の選手が激励に訪れた。始球式では間近で見るプロの投球の迫力に大歓声と大拍手で会場が沸いた。

決勝(低学年の部)

 1 2 3 4 5
平一レンジャーズ0 1 1 1 4 7
南ファイターズ0 4 1 4 x 9
(平) 友利飛―友利太
(南) 大庭、砂川由―根間
三塁打 : 大庭、池間(南)
ニ塁打 : 下地佑(南)
殊勲賞 : 大庭幸人(南)
敢闘賞 : 新里竜生(平)
打撃賞1位 : 下地佑京(南)

決勝(Jrの部)

 1 2 3
下地Jr4 4 3 11
平一Jr1 0 0 1
3回コールド
(下) 渡真利、打出―打出、洲鎌
(平) 左平―与那覇
殊勲賞 : 渡真利蓮音(下)
敢闘賞 : 与那覇寛太(平)
打撃賞1位 : 左平利響(平)

3年生以下の低学年の部・決勝は南ファイターズと平一レンジャーズの対戦となった。両チームとも点を取り合う互角の勝負をみせた試合は南ファイターズが9対7で勝利、2年ぶり4度目の優勝を飾った。2回表、平一レンジャーは一死から相手ミスで出塁した走者を3塁まで進めると、次打者の内野ゴロの間に三塁走者が還り先制。しかしその裏、南ファイターズは8番池間、1番大庭と2本のタイムリー三塁打が飛び出し一挙4点を奪い逆転した。そして両チームが得点を重ね5対3と南ファイターズが2点のリードで迎えた4回の裏、さらに試合が動いた。この回、南ファイターズは2死走者なしから1番大庭、2番平が連続内野安打でチャンスを築くと相手ミスが重なり2得点、さらに2人の走者を置いて5番下地がライトオーバーの二塁打を放ち、2点を追加。リードを6点に広げた。しかし、このままでは終われない平一レンジャーズ。最終回、8番上田が四球で出塁すると南ファイターズの守備の乱れに乗じて無死のまま3点を奪う。これで勢いづくと思われたが、3回からマウンドを託された南ファイターズの砂川が踏ん張り、9対7と逃げ切り、2年ぶり4度目の優勝を手にした。

Jrの部は、初回から毎回得点を重ね安定した試合運びをみせた下地Jrが平一レンジャーズJrを11対3のコールドゲームで下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

お昼時間になると、会場で作られるカレーライス、豚丼の匂いに誘われ「お腹すいたー」、「早く食べたーい」という声も聞かれた。各チームの選手を始め、指導者や応援の家族とともに、全員で「同じ釜の飯を食べる」というアットホームな雰囲気というのも、この大会の魅力のひとつ。将来のプロ野球選手を夢見る子どもたちの応援ができるようにと、主催者も常に子どもたちを支える思いで大会を開催している。

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大会結果:南ファイターズ(低学年の部)、下地Jr(Jrの部)が優勝 トップに戻る