全国準優勝はダテじゃない!圧倒的な強さを見せつけたノンシュガーが夏季に続く優勝!
第128回秋季軟式野球中央大会(B級)決勝戦
2014-12-11
「これでB級を卒業しますが、有終の美を飾れて良かったです」と試合後の海鮮料理浜の家ノンシュガー(以下ノンシュガー)の喜納玄太監督は笑顔を見せた。その決勝戦で先発したのは若干19歳の本田貴之だったが「このような大きな舞台での先発は初めて。初回は緊張感でいっぱいでした」と、琉球侍大城有斗にセンター前へヒットを許すなど得点圏に走者を背負ったが、4番をセカンドフライに斬って落ち着きを取り戻すと、8回まで1失点の好投でチームに勝利を呼び込んだ。
打線は2回裏、四球と投前の犠打からの相手の悪送球などで一死ニ・三塁とチャンスを得ると、7番山内健史はエンドランを試みるもファールとなる。だが、気を取り直した一打がしぶとく三遊間を破ると、三塁走者に続き二塁走者までもが一気に生還し2点を先制。さらに二死三塁と攻め立て、9番長浜弘機がレフト前へ運びもう1点を追加した。ノンシュガーは5回にも無死満塁とすると、ベンチは4番大城泰斗にエンドランを支持。「100m11秒台が6人居る」と、機動力には絶対の自信を持つ喜納監督の期待にナインが応える。三塁走者が悠々と生還するのを見た相手が一塁へ転送すると、まるでそれを事前に察していたかのように、二塁走者の港川真理がホームを陥れた。その後比嘉吉人主将の二塁打と長浜健仁の連続タイムリーも飛び出して大量4点を加えて試合を決定付けた。
守っては、4回表に1本のヒットを許して以降、ノーヒットノーエラーと最後まで横綱相撲を見せつけて快勝。優勝してA級への挑戦を掲げて臨んだ、B級最後の大会で見事な有終の美を飾った。
初めての決勝進出が苦い思い出となった琉球侍だが、延長特別ルールを制した準決勝の粘り強さで来年、初優勝を果たして欲しいと思う。
決勝戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
琉球侍 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
海鮮料理浜の家ノンシュガー | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | x | 8 |
準決勝戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
与那原スピリッツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
琉球侍 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 3 |
準決勝戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
沖縄びん | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
海鮮料理浜の家ノンシュガー | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | x | 6 |