中日・又吉が県勢でトップ。ソフトバンク・東浜は倍増

2017-01-15

2017年の契約更改が終了。選手たちの年俸が確定した。中日・又吉が県勢トップの5000万円。昨シーズン9勝をあげたソフトバンクの東浜は倍増の3600万円となった。アップが10名、現状維持が2名、ダウンが10名となった。

過去に県勢で1億円プレーヤーとなったのは、オリックス、阪神で活躍した石嶺和彦と昨年末に現役を引退した新垣渚の2名。オリックスの比嘉は2015年に6000万円となったが、ケガのため大幅ダウン。ルーキーイヤーに活躍したロッテの伊志嶺もその後は低迷。

夢を与える職業のプロ野球選手だが、実際に成功するのは、ほんの一部。2016年のプロ野球選手の平均年棒は3712万円。これをみるとウチナーンチュで平均を上回っているのは中日の又吉ただ一人。都道県別の人口比ではプロ野球選手を一番多く排出しているのが沖縄。

沖縄出身の1億円プレーヤーは、2007年の新垣渚が最後。昨シーズンは、ソフトバンク東浜の活躍や後半で結果を残した西武の山川などブレイクの気配を感じさせてくれるシーンもあった。

現在23名いるウチナーンチュのプロ野球選手。夢を与える活躍をして、侍ジャパンにもンに選ばれる選手が生まれることを期待してやまない。

沖縄県出身者の過去5年間の年俸と今季の年俸

侍ジャパンの過去5年間の年俸と今季の年俸